大人オリジナル小説
- コミンテルン
- 日時: 2014/02/14 17:59
- 名前: 偽akuma
新akumaとしてakumaと言う名は消えることはない。
登場人物
赤村 共太 (せきむら きょうた)
主人公の1人。
愛里 義国 (あいさと よしくに)
主人公の1人。
吉川 竹男(よしかわ たけお)
父親は、とある会社の社長の息子
本山 美里(もとやま みさと)
父親が、幾つもの会社を束ねる「本山財閥」の会長。いわゆる、お嬢様。
三ツ屋 愛梨(みつや あいり)
「三ツ屋財閥」の会長の娘。こちらもお嬢様的な者。
山元 里美(やまもと さとみ)27歳
2年5組の担任・・・父親が学園長。
伊藤 利夫(ごとう としお)53歳
2年5組の副担任。あまり学校には居ない
- Re: コミンテルン ( No.9 )
- 日時: 2014/04/20 16:10
- 名前: 新akuma
番外編、
大東亜戦争
「日本はかつてアジアと太平洋で戦争しました。とても悪い事をしましたね」
教師が黒板の前に立ってそう言う。今日の社会の授業は太平洋戦争・・・・・・いや、大東亜戦争についての授業だった。だが、あの教師は思ったとおり、悪い戦争だと教えるつもりらしい。だから俺は、
「先生、大東亜戦争によって白人の手から独立した国々はいくつあると思いますか? 確かに大東亜戦争が直接的な理由ではないにしろ、あの戦争がなければ独立はしていなかったと言っている人も居ますよ」
と、教師に向かって文句を言った。俺は当然のことを言ったまでだ。大東亜戦争・・・太平洋戦争と言うのが一般的かとは思うが、ほとんどの学校の教師は、「悪い部分」しか教えないのだ。あの戦争が良いか悪いかは個人の考えを基本的には尊重するが、「良かった部分」も教える必要があると思う。
「あの、北山君ね、そう言うことは言ってはいけないと思うよ。太平洋戦争は日本が悪いのよ」
「悪かったかどうかは、個人の考えの自由です。そして、良かった部分もあったのは事実ですからその辺も教える必要があるでしょう」
「・・・・・・」
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