大人オリジナル小説
- Discord
- 日時: 2014/10/10 19:29
- 名前: 荒瀬シア
この、物語は血表現、グロテスクな表現が含まれます。
苦手な方は戻ってください。
- Re: Discord ( No.11 )
- 日時: 2014/10/19 15:24
- 名前: 荒瀬シア
「!!」
俺は青ざめた。
急いで寝室に向かうと、首、手、足を切って首吊りをしていた。
「うそ・・・?マ、ママ?う、うあぁぁぁ!!」
俺はずっと泣いていた。気が済むまでずっと。
そのときに近所迷惑だと人がドアを壊してやってきたとき、
俺は助けを求めた。
その人は警察に通報した。
俺は警察に自分のせいだといったが、凶器に俺の諮問はついていないし
遺書もあったことから自殺と推定して逮捕はしなかった。
そして勿論、学校でも広まったため、いじめはエスカレートした。
そのある日。
「も、もう・・いじめないでよ!」
俺は勇気を出していじめのリーダーの女子に言った。
「はぁ?何言ってるの?あんた目の色ちがくてキモいし、あんたのところのお母さん死んだってね。そんな変なやついじめない人がおかしいでしょ?」
そういって俺のヘアピンを取って踏み潰した。
「あっ!駄目!!」
そういう前にヘアピンはもう壊れていた。
そのヘアピンは俺が三歳のとき、ガキ大将に遣られたとき母さんがなぐさめながらくれたヘアピンだったから、大切なものだった。
「お前!!」
俺は女子を睨んで殴った。
「きゃっ!!・・いたい!!」
「大丈夫!?シラ!!」
いじめリーダーの周りに人が沢山来る。
「うるせぇ!!皆死んでしまえ!!」
俺は我を忘れて鋏で切りつけた。
「きゃあああ!!」
「死ね!死ね!死ね!死ね!!」
俺はどんどん刺していった。
「うぐっ!わかったから・・・ごめんて!やめ・・・て!!」
俺は頭を踏みつけた。
「いやっ!!」
「俺のヘアピンはこんな気持ちだったんだ!!」
俺の一人称はそのときに僕から俺に変わった。
他の奴等は見てみぬ振りをした。
先生は何かをしようとはしなくなった。
皆は俺に歯向かおうとしなかった。
俺はこのとき、母さんを裏切る同様のことをした。
「誠実に生きるのよ?」という母さんの言葉を裏切った。