大人オリジナル小説

囚われたのはどちら?(R18BL)
日時: 2019/07/06 16:44
名前: ミスキー


能力者を憎いと思う人間×人間には屈しない能力者

その世界では能力者をバケモノと呼びます。
それぞれに名前はありますが、能力者を嫌う人間にとって脅威的存在であることは変わりないのだ。

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Re: 囚われたのはどちら?(R18BL) ( No.4 )
日時: 2019/07/10 18:28
名前: ミスキー

王からは自分以外の人間が安易にユウに触れる事は許されていない。

看守はユウと向かい合うようにしゃがみ、右手を顎の下に置いて親指と他の指で顎を掴むようにすれば無理やり上を向かせる。露わになった白い首筋にかぶりつく様に口付け吸い付き痕を残す。一瞬身が強ばるのに気分良さげに左手を服の中へ忍ばせる。

「い、イデデデデデデ!!」
「俺に触るな」

服の中へ入れようとした左手をユウの右手が捻りあげる。慌てて状況を見るために顔を離して驚いて力の抜けた右手は、捻られて痛む左腕を摩る。折れてはいないようだ。
無表情で抵抗するユウはただただ看守を見つめる、その瞳に何も感情を感じない、それに看守はまた腹が立つ。

「服ん中はダメなのかよ・・・そんじゃあコレは?ッテ、うおッ!」

勢いよくユウの肩を押し、すぐ後ろの壁に押し付け両手を頭上で固定して近くでドヤ顔すれば頭突きをくらい、痛みに目を瞑れば腹に蹴りをくらった。勢いづけたように見えなかったのに蹴りには力があって4m程飛ばされ出入り口の鉄格子に頭をぶつけそうになり冷や汗をかく。

「あーっぶねえー・・・威勢がいいねェ」

看守は胸元のポケットからスタンガンを取り出した。

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