大人オリジナル小説

黒猫の誘惑2l(r18bl)
日時: 2022/10/01 01:58
名前: 白楼雪

こちらは数年前に私が綴った物語【黒猫の誘惑】の続編【黒猫の誘惑2】のスレです。
色々考えて、続編を綴る事に致しましたが、相も変わらずきっと稚拙な面が多々見られると思います。
それでもお付き合い戴ければ幸いです。

※この作品にはBLR18要素が多く含まれます。
※矛盾点を減らし綴るため、舞台と主になる登場人物を記載しています。

舞台 
  獣人の世界【朝霧(アサギリ)】
   Bar兼仕事の繋ぎ場【朱源(シュゲン)】

主人物
   冬木(フユキ)青(アオイ)
   茶色い犬の獣人。元は個人で朱源等を通して、裏仕事を受けていた。
   武器はナイフが多い。
   現在桜夜と公私共に組んでいる。

   桜夜(サクヤ)夜(ヨル)
   黒猫の獣人。元は個人で朱源等を通して、裏仕事を受けていた。
   武器はリボルバー銃を好む。
   現在冬木の住居にて同棲をしながら、公私共に組んでいる。

では、再び朝霧の世界に綴りを載せていきましょう。

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Re: 黒猫の誘惑2l(r18bl) ( No.8 )
日時: 2022/12/28 01:43
名前: 白楼雪

「俺達なら早く済むよ。冬の外歩きなんて、長々したくない」
店員から受け取ったカフェオレを片手に、桜夜が理由を告げる。
確かに逃走している者を追い掛けるのは、手間も時間も係り面倒事と言えるだろう。
それに比べて潜入からの殲滅は、予め多くの情報付きという手早く進められる仕事だった。
桜夜も冬木も互いに経験豊富で身体能力も高い。更にその実力は朱源等の店でも一目置かれている程だった。
だがそれは個人で仕事をしていた時の話である。
「大丈夫ですか?お掃除中に喧嘩など起こさないでくださいね」
店員も桜夜の物言いに一言釘を刺してくる程だ。
「猫の世話は慣れている。今回は掃除にするよ」
そんな店員に冬木が言葉を挟み、仕事の受注を行っていく。
すると店員も頷き、書類を介して手続きを重ねていった。

 ※※※

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