大人二次小説(BLGL・二次15禁)

カノキド子作りr18(^q^)誰か来てー!
日時: 2015/07/31 00:32
名前: シア(フィアル)

『カゲプロリク下さい!』

 が本家ですが、ちょっと好物のカノキド書きたくなり、立ち上げました!
 誰か絡んでくれると喜びます……|・ω・`)チラ
 カノキド以外のリクエストとかでも、是非お願いします!←

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 本編↓
 カノキド幼少期
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Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.103 )
日時: 2015/03/09 01:15
名前: 星納 ◆Y5FIMZm95M

梨+@>>
ありがとう!
更新だよおおお

ことりのおやつ(・8・)さん>>
返事?
しないわけないだろバアァ(殴
あれ?
クロアヤの方にも来てくれてませんでした!?

くろねこ>>
なんか幻が見えるよ
続き待ってるだなんて……ん?
ありがとおおおお
続きだよおおおお!

  *  *  *

 それ以来、悪夢は度々見るようになった。
 その度につぼみや幸助が心配してくるので、なんとか隠さねばならない。
 寝てるときも能力を使えないものか……。
 試行錯誤した結果、1ヶ月でそれも可能になった。
 初めてできた時は1時間しか持たなかったけれど、今では寝てる間中使える。

「……修也、ドヤ顔ムカツクからやめて」
「へ?」

 気づかないうちにドヤ顔になっていたようだ。
 ベッドの中、暗いのによく見えたなとか思いつつ、能力を使う。
 やっぱり、この能力は常時発動させとくかな? まぁ、まだそんなに長くは使えないけど。

 目を閉じ、眠りにつく前に少し思考する。
 あの悪夢に出てくる強盗の顔はいつも母さんになる。
 どうしたらあんな夢を見なくてすむのだろうか。
 逃げ出しても、誰かの盾になろうとも、立ち向かっても、結局は母さんに殺される、
 精神的にもキツいから、あんな夢もう見たくないな……。

  *  *  *

 あぁ、また。まただ。
 濃厚な血の匂い。飛び散る鮮血。シーツに咲く赤い花。
 腹の底から怒りが沸き上がり、衝動に身を任せる。
 強盗の手に飛びかかり、押し倒す。
 強盗の顔は見たくないのに、見たい。
 母さんだからだろうか。
 なんて考えていたら、違和感に気付く。
 母さんの顔じゃない。

「え……?」
  . .
 僕だ。
 僕の顔だった。
 でも、少し大人びていて、服も、大きさは違うけれど、姉ちゃんからもらったあのパーカーと一緒だ。
 そして何より、赤く光るその目が曇っていた。

「なん、で……」

 力を緩めたとたん、投げ飛ばされる。

「がはッ……!」

 ベッドに強く打ち付けられ、後ろにいたつぼみに当たる。

「う、ぁ」

 まだ息があったらしいつぼみが体をよじる。
 それを見て『僕』が包丁を拾い、構える。
 僕の方を見ずに、それをつぼみに突き刺した。

「あっ、あがっ、がっ、がっ――」

 何度も何度も突き刺し、つぼみの体が揺れる。
 不気味な声をあげて苦しむつぼみ。
 それを無表情で見る『僕』。
 広がっていく赤い染みと、声も出せなくなったつぼみを見て、頬に飛び散った血の温もりを感じながら、僕はただ呆然とすることしかできなかった。

  *  *  *

 いつの間にか、僕は一人で黒い空間に立っていた。
 本当に、いつこうなったのかわからない。
 キョロキョロと辺りを見回すと、1匹の蛇が現れた。

『少年よ。貴様は家族がそんなに大事か』

 問いかけるように話しかけられ、戸惑う。
 夢の中だし、誰かわかんないけど答えた方がいいのだろうか?

「大事だよ」

 見ると、蛇は赤い目を持っていた。
 心なしか、僕に似ている気がする。
 能力を使っている時の僕に。
 さっき見た、もう一人の『僕』に。

『ならば、《嘘》を吐き続けろ』
「《嘘》?」
『家族を欺き、仲間を欺く。さもなければ、己の手で大事な者を失うことになるだろう』
「それってどういう――」

 意味? と問いかけるようとすると、目の前にある場面が映し出された。

「……!」

 それは、どこかの、アジトみたいな部屋だった。
 生活感溢れるその部屋の中央には、テーブルとソファーが置かれていて、8人が座っている。
 テーブルの上にはティーセットが置かれ、飲みかけのものもあれば中身が空っぽのものもある。
 ただ、今は誰もそれを飲んでいなかった。
 この部屋から通じるドアは全て開けられており、玄関も開きっぱなし。
 そして、座っている8人は生きていなかった。
 テーブルの上に突っ伏す者、ソファーに力なくもたれる者、床に倒れている者……全員が血まみれでそこにいた。
 そして、その中の二人には見覚えがある。

「幸助……? つぼみ……!?」

 つなぎを着て力なく項垂れている、成長した幸助。
 ソファーに凭れ、髪も伸びているつぼみ。
 大きさが違うつぼみを、抱き締めている人物がいた。
 この部屋で唯一生きている者。

『キド……! 起きて……目を開けてよ……ッ!』

 なぜかつぼみを名字で呼ぶ『僕』。
 つぼみを抱き締め、涙を流していた。
 でも、つぼみの胸に空いた穴が、つぼみが生きていないことを強調している。

『ああぁぁあああぁぁぁあああああッ!!!!!!』

 狂ったように叫び泣く『僕』の背後に、人影が。
 姿がよく見えないが、そいつは銃を取りだし、『僕』の後頭部に当てた。

『お前……ッ!!』

 振り向いた『僕』がそいつに掴みかかり、銃口の向きを変える。
 放たれた弾丸は、もう動かないつぼみの体に吸い込まれ、つぼみが跳ね、床に崩れ落ちた。
 直後、『僕』は銃で撃った反動で手を離してしまったところを撃たれた。
 頭を撃たれた僕は、つぼみに重なるように倒れた。

『こうなりたくなければ、《嘘》を吐け。お前が、仲間を欺き、守るのだ』

 その声を最後に、目の前が真っ暗になった。

  *  *  *

「……はっ!?」

 ベッドから飛び起きる。
 荒い息をしている自分の胸を掴む。
 落ち着けようとしても、苦しさは直らない。

「はぁっ……はぁっ……」

 今の夢は何だったのだろう。
 隣を見ると、普通につぼみも幸助も寝ている。

「ふぅ……」

 汗を拭きつつ、もう一度ベッドに横になる。
 バクバクと鳴る心臓の音を聞きながら、また眠りにつく。
 翌朝、誰も昨夜の僕の事に気付いていないことに安堵し、能力を解除しようとして気付いた。
 能力が、解除できなくなっていた。

  *  *  *

 久々の更新で〜す(・8・)

Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.104 )
日時: 2015/03/10 21:44
名前: くろねこ
参照: http://lyze.jp/ruma1224neguse/

うぉおとっても素敵だよ!

Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.105 )
日時: 2015/03/11 17:34
名前: 翠

はじめましてっ!!
翠(すい)といいます!

かなり前から星納さんの素晴らしい小説を拝見させていただいてた者です。

私は今年受験生だったのですが、落ち着いたのでコメントさせてもらいました!

私もカノキド大好きです!

これからも星納さんのペースで、更新頑張って下さい!!

長文失礼しましたm(_ _)m

Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.106 )
日時: 2015/03/11 20:18
名前: ことりのおやつ(・8・)

あ、分かりました?ちょー嬉しいです!\(^8^)/ワーイッ
=(・8・)⊃サラバッ!

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