大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- カノキド子作りr18(^q^)誰か来てー!
- 日時: 2015/07/31 00:32
- 名前: シア(フィアル)
『カゲプロリク下さい!』
が本家ですが、ちょっと好物のカノキド書きたくなり、立ち上げました!
誰か絡んでくれると喜びます……|・ω・`)チラ
カノキド以外のリクエストとかでも、是非お願いします!←
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本編↓
カノキド幼少期
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- Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.3 )
- 日時: 2014/12/24 14:20
- 名前: 京華
こんにちは京華と言います
マイコプラズマ肺炎か・・・。
小6の時にかかって三途の川を渡りかけた記憶がありますね
トローチ舐めてマスクするといいですよ
早くなおるといいですね
- Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.4 )
- 日時: 2014/12/24 15:32
- 名前: シア(フィアル)
おおっ!(゜ロ゜;ノ)ノ
こんなに早くお返事がっ!!
ありがとうございます!
薬飲めば半日ほど大丈夫なので、頑張りますね!
トローチ、試してみます!ε=ε=┏(・_・)┛
- Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.5 )
- 日時: 2014/12/24 15:49
- 名前: 凜音
そうなんですか!!
じゃあ、ファイトです!
- Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.6 )
- 日時: 2014/12/25 02:14
- 名前: シア(フィアル)
薬のおかげで頭痛は収まったものの、咳と鼻水が止まらず目が覚めてしまった深夜
……アイデアが浮かび上がってくる……ッ!?
※深夜謎テンション発動※
* * *
俺が大学に入ってから3年後。
姉さんが、結婚した。
それを知ったのは俺たちの成人式の時だ。いきなり告げられた婚約の話を聞いてびっくりしたものだ。
俺とセトとカノは高校卒業後、寮制のそこそこいい大学に進み、勉強の日々を過ごしている。
今でも、8月14日か15日はアジトで記念日として皆が集まっている。
今年は8月14日に結婚式をすると聞いて、来れるだけのメンバーが集まった。
「姉さん……綺麗だね」
今、目の前の姉さんはとても綺麗だ。
レースの刺繍が施された純白のウェディングドレス。ふわふわとセットされた黒髪。プロにメイクされた幸せそうな顔。
「やだ、つぼみったら。泣かないでよ」
「そりゃあ泣くよ〜。シンタロー君に姉ちゃん取られたんだからさ」
「ち、違っ――」
「こーらっ。修也も嫉妬しないの」
「ちーがーいーまーすー」
ぺしぺしと頭を姉さんに叩かれているカノを見つつ、俺はシンタローにも目を向けた。
「お兄ちゃんが結婚できるなんて思ってもみなかった!」
「ほーんとほんと。コイツがねー」
「るせぇっ」
「貴音、失礼だよ」
シンタローとキサラギの横に、エネとコノハ――去年結婚した貴音さんと遥さんがいた。
貴音さんはもうお腹が大きく、今月中には子供が産まれるそうだ。
「アヤノちゃんも、こんなやつと結婚なんかしちゃって、後悔しないのぉ?」
「大丈夫ですよ。お2人みたいに仲良くします」
「んなっ……」
お腹を押さえて顔を赤くした貴音さんは、遥さんと一緒に席に戻り、俺とカノも戻る事にした。
「姉さん、幸せそうだね」
「……そーだねぇ」
俺は少し振り返り、涙を拭いて席に着いた。
「んで、セト?」
「あー、ちょっと待ってほしいっす……」
「早く姉さんのところ行ってやれよ」
「むむむむ無理……無理……」
「マリー、大丈夫っすよ〜」
俺たちのテーブルに巨大な白い玉が出現していた。
体を縮こまらせて震えているマリーは、現在アジトを出て、森の家で暮らしている。
セトはバイトと大学を往復しながら、バイトが休みの時だけ森の家に遊びに行っていると聞く。
すると、後ろから声をかけられた。
「団長さーん」
「ヒヨリ! 来てたのか?」
「えへへ。ちょっと遅れちゃって、今来たとこなんです」
中学生になったばかりのヒヨリは、少し大人びた雰囲気を醸し出していた。
横からカノが出てきて、ニコニコしながらヒヨリに話し掛ける。
「こんちわ。ヒビヤ君は一緒じゃないの?」
「置いてきました」
カノがすごく驚いた顔をする。
「……いえ、冗談です。お祝い事なので、参加しろと言ったのですけどね。法事があって来れないそうです」
「残念っすね」
「というか、連れてきても五月蝿いだけなんで」
「わかるわかる」
「え、えぇ〜……」
カノが机に突っ伏していたが、知らんな。
その後なんとかマリーを励ましたセトとヒヨリの働きによって、ヒビヤ以外全員お祝いを言うことができた。
ちなみに、ヒビヤは後で家から姉さんに電話したらしいが、すぐに取り上げられたそうだ。
『ア、アヤノさん。ご結婚おめであ! ちょ、お父さ――』
という短いメッセージだったと聞いている。実にヒビヤらしい。
騒がしくも思い出に残る披露宴だった。
* * *
後日、姉さんの家に住むことになったシンタローの手伝いに行った。
姉さんとシンタローとキサラギだけじゃ終わらないそうだ。
こっちのメンバーは俺とカノ。
少ねえ。
「お兄ちゃん、経済力ないねー」
「仕方ねーだろーが」
「やーいヘタレくーん」
「あ!?」
シンタローが段ボールを持ったままカノと喧嘩を始めた。
しばらく俺たちはその脇を無言で往復していた。
そこに姉さんがやってきて、二人の間に入る。
「こらこら。喧嘩しないのー」
「でもさ〜」
「でもじゃなぁーいっ」
「ざまぁ」
「んっ?」
はぁー……。と溜め息を吐いた姉さんは、二人の頭をぺしっと叩いた。
「もう義兄弟なんだから、仲良くしなさい!」
「こんな義弟いらねえ」
「こんな義兄さんいらなーい」
あ。
忘れてた。
シンタロー、もう義兄さんか。
あのヘタレが……。
…………うーむ、慣れにくそうだ。
「先生がお義父さんなのかぁ。不思議な感じ」
「だな」
にしても。
「……結婚か」
そう呟いた俺を、カノがじっと見つめていた気がした。
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