大人二次小説(BLGL・二次15禁)

我が家のオリキャラ達は騒がしい
日時: 2015/12/17 22:04
名前: 日輪

続けることが出来ず新たに作りました…!
話し相手求めますっ!
キャラの紹介は次から始める予定です!
とりあえず作者…日輪の自己紹介を…!←

日輪(ひのわ)と言います!
特徴としては、自分のオリキャラを愛してます
あっでも多分人の話聞かない系じゃない…はずなのでっ(・∀・;)
かまちょ疑惑が浮上中であります(´・ω・`)
誰かがいないとやる気が出ないです…
ですがコミュニケーション取るのが苦手です←
話しかけられると喜びます!
あっ!でも打たれ弱いので…お手柔らかにお願いします(><)


このトピックは小説もどき、記念日などにふと思いついたネタをどん
みたいな感じで調子がいい日は毎日、開いてしまうと何週間…
人がいれば来るはず!←しつこい
です!ネタをくださればできるだけ早急に作り上げます…

しばらくは前のトピックで書いていたものを載せていこうと思います
もし興味があれば!話しかけてくださいっ( ・∇・)ノシ♪

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Re: 我が家のオリキャラ達は騒がしい ( No.48 )
日時: 2016/01/01 22:55
名前: 日輪

さてと、本年最初のお話はアルフシに決まりました
テーマは「落ちた瞬間」でございます
フシルさんがアルスさんに心を奪われたその時のお話です
現在制作中…

Re: 我が家のオリキャラ達は騒がしい ( No.49 )
日時: 2016/01/04 00:35
名前: 日輪

むむむ、なかなか進まない←
今日中に作り上げる予定ではあります
そういえばちーたんの小説は完結しましたが内容が内容なので心の中に残しておくことにします←

Re: 我が家のオリキャラ達は騒がしい ( No.50 )
日時: 2016/01/04 17:41
名前: 日輪

「また会ったな」

これで何度目だろうか
私と彼は他人であるはずだった
とある森で不思議な出会いをしたというだけで
もう二度と会うことはないと思っていた
なのにここ最近彼とよく遭遇するようになった

「さようなら」

いい加減話すのが面倒になって会話をする前に去るようになった

こんな事は彼にしかしてない、私も礼儀は分かっている
だがこの人に礼儀は必要ないというくらい何も知らなかった
知らないからやらなくていいとかそんな理由ではないが

何度も会うと疲れてくる

「まぁそう急くな」
優しい笑みを向けられて思わず去ろうとした足を止める
なぜこの人の一挙一動が気になってしまうのだろうか

「何の用ですか」

用があるなら聞いてあげても構わない
特に私自身用事があるわけでもないから

「少し道案内をしてくれないかな」
「…?何処にですか」

たしかに彼はここの地形を知らないと言っていたが…
ならば何故私と遭遇できるのだろうか?

…考えてみても仕方がなさそうだ
私には考えつかないことの気がする

「ここの王に会いたい」
「………はあ?」

思わずそんな声が出た
馬鹿なんじゃないかこの人は
そもそも王が我々庶民になんの理由もなしに…いや、会いたいというだけの単純な理由で謁見させてくれるはずがない
それすら分からないというのならこの人はとんだ阿呆だ

「フシル…忘れたのか、ばればれだぞ」
「変なこと言いやがったので…」

はぁー…とため息をつかれた
そうしたいのはこちらだ

「とある制度の廃止を頼もうと思ってな」
「七つの大罪制度でしょうか」
「…あぁ」

彼は憤怒の湖を造った者だと言っていた
ならば警戒しても可笑しくはないが…如何せん何千年も前のことを三十代前半ぐらいの容姿の彼が言っても説得力は皆無だった

やる意味は無いな、そう思った私は特に何も言わずその場から立ち去ることにした

「あれー?生きてたんだ、オマエ」

不意に頭上から声がした
それと同時に私の背後で今まで感じたこともない殺意が膨らんでいくのを感じた

「貴様…何故生きている」

私と話している時と全く違う低い声
敵意と殺意と怒気が混ざったような感じがした

「こっちが先に聞いてんだろ?ははっ二人とも居るなんてまた探さなくて済んだなー」
「ふざけるな…あの時のように終わると思っているのか」

なんなんだ…?
二人とも…?
私は関係ないはず、そう思ってたら背後から声がかけられた

「フシル、こちらへ来い」
「えっ?」

こういう時は逃げろっていうものじゃないのか…
そう思いながらも身体が勝手に動いていた

無駄に安心する彼の手を握る

「今日は殺さないでやるよ、あんたが生きてたことは報告しないといけないしなぁ…あーめんどくせ」

その声を最後に私たちの頭上にいた者は消えたようだ
何となく姿を見たくなくて上を見れなかった私は急に力が抜けた

「大丈夫か」
「あ…すいません…」

私の心配より自分の心配をした方がいいのでは
そんなことを考えながらも彼の優しさに甘えてしまう

「もうバレてしまったか…」
彼の顔に初めて現れた焦り
苦しそうに歪めるその顔に私は

私は…





「…フシル?どうしたんだ?」
「な、んでも…!!」

守りたい

そばにいたい


なぜそう思ったのだろうか

ずっとあなたのそばにいたいと
ふと出てきたその思いはすぐさま固いものへと変わる
「私が貴方を匿います、それで少しは…」
「あぁ、そうさせてもらおう」

お前を目の付くところに置いておきたいしな
ふわりと笑う

その笑顔が嬉しくてつられて笑う


あぁ、貴方を初めて見た時からこの感情があったのかもしれない
ただ自分がそれを認めていなかったのだ




「やっとか…」
「…?」

彼が少しため息をついたように見えたのは、気のせいだろうか









過去のことを思い出せないとはいえかなり固い愛情は世代を超えたとしても残るもので
フシルさんは一目惚れしたと思っているかもしれないけど
アルスさんへの警戒心さえ取れればどうにかなるのをアルスさんは知っていて…みたいなお話


ふむ、ぐだぐだだな!

作り直す!

Re: 我が家のオリキャラ達は騒がしい ( No.51 )
日時: 2016/01/07 00:21
名前: 日輪

アルフシ『愛し合う』


※アルスさんとフシルさんは前世でも恋に落ちています
アルスさんだけその事を覚えているという前提のお話



愛おしいと思った
初めて見たその時からお前に抱いた感情は変わらなかった

私には昔妻がいた
稀に見る美しい女だった、私がまだ名ばかりの騎士で戦争から命からがら帰ってこれれば祝い事だと言ってよく過ごしたものだ

もう何千年も前だろうか、私はまた奇跡的に生きていて家に帰った
思い出したくも無い記憶かもしれない

目の前にあったのは悲惨な死を遂げていた私の妻と
錯乱状態に陥りそうな私が一瞬にして目を奪われた悪魔

その悪魔がフシルだった

最初は悪魔が私の妻を殺したのだと思っていたが
どうやらそうでは無いらしく話を聞こうにも落ち着いていられない私は美しいその「女性」に声をかけた

昔のフシルは女だったからな、今は何故か変わっているが

そうだな、その時私はたしかこう言った
「貴様は何故ここにいる」
「貴方が呼んだから」
私の質問になんの躊躇いもなく彼女は言った
悪魔を召喚するには代償が必要なはずだ
私は何も望んではいない、生きて帰るべき場所に帰ろうとしていただけでそんな余裕はなかった


…あぁ…そういうことか
私が1人で納得していると彼女は顔色一つ変えずに
「そう、貴方が今まで生きていたのは彼女の願いが叶えられていたから」
私はなぜ気づかなかったのだろうか
「愚かな…そのような願いを聞き入れた下級の悪魔共はとっくに始末したが、お前は死なないことを約束されているのに」

…?
「どういうことだ」
「全ての主がお前を必要としている」

あのころのフシルはどこか冷たくてな、今もたまにそうなんだが…
言うなれば笑わないということだろうか
向こうが笑わなければこちらも笑えない
というのもおかしな話だが…私はフシルが笑ってないと笑えないんだ

それよりも気になる言葉があった
全ての主とは何者なのだろうか
今思えばあいつは…





……まただ
あの時の記憶を遡ると毎回ここの記憶が途切れる
深く考えてはいけないのだろうが…

「アルス…?」
澄んだ緑の目が私を心配そうにみつめていた
「ん?どうした?」
何事も無かったように振る舞おうとするのは随分昔からの癖だった

だがやはりフシルにはバレているようで
「…はぁ」
とため息をつかせてしまう
お前を困らせようとしているつもりは無いのだが…

昔も今もどうやら治ってないようだ



「貴方はよく顔にでますね」
「む…?」
何を言われているかよく分からなかった
しいて言うならその時露出度の多い服装にけしからんと思っていた程度で
「そんなに気になりますか」
自分の肌に触れている指が綺麗で思考が1度停止した
「…ッ!?」
そして動き出した
「お…まえ…本当に悪魔だな…」
「何がですか」
少し彼女が笑った気がした

「そういえば、名はないのか」
名がなければ呼ぶのに困る
彼女は返答に困っているようだった
しばらく私と共にいなければならないらしい彼女はその頃には何故か悪魔ではなく人間になっていた
何故なったのかを思い出そうとすればまた意識が途切れる
あぁそうだ、私も人ではない鬼に変わっていた
青い目をしていたのだがな、紅くなっていた
それは彼女も同じで、紫色をしていたというのに気がつけば緑色の瞳の中に三つ葉の模様があった

私がそんなことを考えていれば幾分か時間は経ったようで
「貴方が決めてください」
と言われた
考えた末なのだろうが…まさか私が決めることになるとは
戸惑いながらも考える

色々候補があった気がするな
フシルという名前になった理由はうろ覚えだ
ただ、私の出した候補のどれかを合わせた名前だった…そんな気がする
「考えてくれたものを否定なんてしたくないので」
あの頃からフシルはフシルだった

私達は最初、本当にそりが合わなかった
好みが何から何まで違うのだ
何故共にいなければならないのだと考えてしまうほど



アルスが先程から遠い目をしている
なんだろうあの目は
初めて見た
若干気味が悪い
遠い目というよりぼーっとどこか一点を見つめている気もする
この人のことを知り尽くしたつもりでいてもそんなことは無いということか
恐ろしいお方だ…


ある日の晩
フシルが出かけてから帰ってこなくて仕方なく迎えに行くことにした
フシル自体はすぐ見つかった
目立っていたからな
思わず
「フシル…!?」
と声が出た
血を流して倒れてたんだ
そこに人が群がっていた

無性に腹が立った
見てるだけの奴らを殺してやりたくなった
いやそれ以前にただ待っていただけの己を罰したかった

兎にも角にもフシルを助けるため近寄った
そうしたら周りの者の1人がこう言った

「そいつは悪魔だ、近寄るな」

だからなんだと言いたかった
確かに悪魔は恐ろしいものなのだろう
私の妻を殺したのだから今でも恨みはある

その悪魔がまだ生き残っていて今こうなっていたというのなら素通りしていた、もしくは止めを刺していたかもしれない

だがここで血を流して倒れているのは妻の敵をいち早く殺し人となった女だ

人となってまで何故悪魔と言われなければならないのだろうか
何故見捨てられなければならないのだろうか
奴らはこの女のことを何も知らないからこんな事をしているのだろうか

巡り巡る考えを私は1度捨てた
面倒になってしまった
愚かな者に何かをしなければならないということが無性に嫌になった
怠惰だと言われようとも仕方ないことをした

「フシル、帰るぞ」
愚か者につけられたであろう傷を癒しながら自宅へと帰った


家に着いた頃にはフシルの傷は完全に癒えていた
話によると
「この目を持つものは人の姿をした悪魔だという言い伝えがこの地にはあるようです」
今の今まで無事だったのは極力外部との接触を避けていたかららしい
ならば何故人通りの多いところを歩いたのかと聞けば
「変えねばならないかと思っていたので」
「……私の剣か」
たしかに昨日そんなことをぼやいた気がする

…ではなんだ、私のために…私のせいであんな目にあったというのか

「お互いを嫌っていても仕方ないでしょう?私は初めから貴方に敵意を持ってはいない」
「信じられぬ話だな」
「私は貴方ほど好意を抱いた者はいない」

正直耳を疑った
ほぼずっと無表情で淡々としていた彼女が私に好意を持っていただと?

「ならばその口調をどうにか出来ないのか」
「イリヤの真似事しか出来ないが…」
「あぁ、それで構わない」

イリヤは私の妻の名だ
聞いていなかったから違和感を感じてしまった

「……………………」
しばし無言の時間が続いた

…どういうことだ

「フシル?」
「なん…ですか…?」


少し困ったような表情を向けられた
いや、照れているとでも言うのだろうか

なるほど
「自分からは言えなかったのか」
「…言おうとしてました」
思わず本心から笑みがこぼれた










「フシル」
「ひゃいっ!別に気味が悪いなんて…!」

「そんなことを思ってたのか…?」
たしかにずっと呆けてはいたが

「ち、違いますって…!ご用件は!」
話をどうにか変えようとするのをみて
あの頃より初々しいというか…若さを感じるというか
本当に愛らしい存在だ

「あぁ…忘れた」
「え」
「フシルのことを考えていたらすっかり忘れてしまった」
「…なっ…貴方って人は…!」


今とあの頃は違うが
年を重ねるごとにお前への愛情は着実に募っていて
お前にとっては迷惑かもしれないが
未来永劫お前を愛し続けるよ

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