大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く!
- 日時: 2018/03/04 23:22
- 名前: トースト
どうも!二次小説(紙ほか)板でも文ストの小説を連載させてもらっているトーストと申す者です!
今回はただただ自分の頭の中にある文ストの妄想を小説にしようと思います!
意見やアドバイス、もしかしたらリクエストなんてものをくださる方が居れば是非是非!皆様も勿論スレ主も傷付いたり不快に思わない文面でロックが解除されて居る時にお願い致します!
腐に関しましては基本スレ主は中太、ドス太、其の他太宰さん右、太宰さん総受け推しです!
注意!
・捏造、パロディ等、皆様が不快に思う設定があります
・少しでも不快に思われた方はUターンを推奨します
・文ストの様な難しい文法使ってないです
・これはスレ主の妄想を其の儘小説化したものです
・駄作です
・ロックをつけさせて頂きます
上記に書かれたことを理解してくださった方のみこのままお進みくださいっ!
- Re: 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く! ( No.6 )
- 日時: 2017/08/12 22:58
- 名前: トースト
↑の続きですっ!
_________________数十年前
失格「修治っ!今日は私の親友を連れて来たのだよっ!紹介するよ、彼は汚れっちまった悲しみに、だ。汚れと呼んでくれて構わないよ」
其の日、失格は自らの主の自宅に汚れを連れて来て居た。主である青年は急に現れた汚れに驚愕の表情を浮かべ、怪訝そうに汚れを見つめる。
汚れ「失格、其れは我が直々に云う言葉ではないのか…。其れにお主の主、我を警戒して居るではないか…。………まぁ善い…汚れだ。宜しく頼む」
青年に手を差し伸べる。青年は其の手をじっと見つめ、失格と汚れを何度か見比べた後もう一度手に視線を戻し、照れた様に俯くと其の手をとった。
修治「……………………津島…修治、です…。宜しくお願いします…」
汚れ「汝の話は失格から何度も聞かされておるぞ。小説家を目指して居るのだったな…」
修治「………………そ、そんな…僕なんか…生きてても如何しようも無い奴だから、そんな大層な夢なんか持ってても仕方無くて…。……失格との付き合いも長いけど、今でも自分の身の回りのこと…大体は失格に任せっきりで…」
失格「そんなっ、別に善いのだよ修治っ!私は修治の異能なのだからっ!私が主の為に尽くすことは当たり前だろう?」
汚れ「其の通りだ。此奴には世話になっておいた方が善いぞ。頭は空っぽだが気の善い奴だ」
失格「ちょ、ちょっと汚れっ!そんな云い方ってあるぅ!?酷いよぉっ!」
汚れの云い分に顔を赤くして噛み付く失格。久し振りに見た失格のそんな姿に思わず青年は口元を緩ませた。
修治「ぷっ、あはは、ふふふ、汚れさんと仲、善いんだね。失格」
失格「なっ、ま、まぁ確かに汚れとは親友だし色々と相談にも乗って貰ってるけど…」
汚れ「善い主ではないか失格。安心したぞ」
失格「当たり前でしょっ!何故なら修治は、私の主だからねっ!」
胸を張って自身満々と云う様に云った失格を見て、又もや青年は吹き出した。そんな青年を見て嬉しそうに笑う失格。汚れも満更では無い様に肩を竦めて見せた。
然し…此の日、もう既に青年の運命が止まっている事に、二人の異能は気付けなかった。
数日後、青年に如何云う運命が待ち望んでおり、其れが青年の終わりだと…。
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__________ザアアア_____ァァァ_____
雨音がする。熱せられたコンクリートが雨で冷まされた匂いが鼻先を擽る。失格は其の匂いに思い顔を顰め乍も足を止めることはせず、とある倉庫の前で其の足を止めると其の扉を勢い善く開いた。
失格「はっ、はっ、っ、はっ…よ、汚れっ…た、大変なのだよっ」
突然自身を訪ねて来た失格に対し、汚れは珍しいことがあるものだ。と云う様に冷静に失格を見据えた。そうして何やら切羽詰まって居る失格を見、小さく溜息を吐いた。
汚れ「落ち着け失格。如何した、主と喧嘩でもしたか。あの様にお主のことを理解して居る者が居るのは珍しいことだと思うが…」
失格「そんなことなら未だ善かったよっ、修治が…何だかよく分からない人達に絡まれてっ、私っ、如何したら善いのかっ……」
そう云う失格の瞳には明らかに焦りと恐怖が浮かんで居た。元々失格は主を持ったのが初めてだったのだ。主も余り外出はする様な性分では無いのだろう。偶々外出をしたら偶々ガラの悪い者達に主が絡まれ失格の異能から如何する事も出来ず重力操作の異能を持つ汚れに頼って来たと云うことだろう。
汚れは一通り失格の話を聞くとコンテナの上から飛び降り口を開いた。
汚れ「成る程。要件は分かった。今直ぐ向かった方が善さそうだな。案内しろ」
失格「う、うんっ、こっちだよっ」
失格を先頭にし倉庫から飛び出す。今は唯自分の主が無事であることを願う他無かった。
其の後、どの様な運命が待ち受けて居るか等…今の二人には想定出来なかった。
此処で切りますっ!捏造もいいとこですねっ!
そろそろ他の妄想を書きたくなってきましたっ!
- Re: 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く! ( No.7 )
- 日時: 2017/08/13 19:06
- 名前: トースト
↑の続きですっ!
雨音が五月蝿い。
水溜りの水を踏む度に水が跳ね、失格と汚れの足を濡らした。
失格「此処だよ汚れっ!此処で先刻修治が……………あれ?」
失格が足を止めたのは河川敷だった。直ぐ横には川が流れており雨が降って居るからか川は酷く淀んでおり流れが何時もより速かった。
然し失格と汚れが其処に着いた時、青年は連れ去られたのかもう既に其処に青年の姿は無かった。
汚れ「……遅かったか…。手分けをして捜すぞ失格。………………失格…?」
自分がそう云っても中々応答しない失格に汚れは不審感を覚えた。失格の顔を覗き込む様に見ると震えた手で川の方を指差し、口を開いた。
失格「………ね、ねぇ…汚れ…。あの靴…修治のだよ…。ねぇ汚れ…若しかしたら…修治……修治…」
ふらふらとした不安定な足取りで川へ近付いて行く。汚れも真逆と云う様な顔をし、失格の後を慌てて追い掛けた。近付いて見れば其れは確かに青年の靴だと分かる物だった。一足だけ無造作に落ちており其れは川の直ぐ手前だった。厭でも此処で何が起きたのかを察した。汚れは思わず目を伏せ、失格は膝から崩れ落ちる様にして其の場に座り込んだ。
失格「……はっ、如何してっ…如何してっ!私っ、は………あっ…そうだよ…ねぇ汚れ…君なら如何にか出来るっ…君なら助けられるっ……ねぇ助けてよ…お願いだ…此の通りだっ!……頼むからっ…………っ…修治を助けてよっ…」
其れは悲鳴だった。如何しても主を助けて欲しいと願う、人間失格の心からの叫びだった。
汚れ「…………………失格…我が異能を使ったとて、もう奴は…………………やむ負えぬ…異能力…《汚れっちまった悲しみに》…」
汚れは異能を使うか否か迷った。自分が助けた処で、結果は同じだと云うことが分かって居たからだ。然し、地べたに膝を着き主を助けて欲しいと願う失格を…汚れは友として見過ごすことが出来なかった。
汚れは川の中に手を入れ、異能を使った。川全体の重力を操作したのだ。淀んだ水の中から、青年の姿は捜すに困難なものだったが青年は直ぐに見つかった。
__________既に事切れた状態で………。
雨が降る日のことだった。
失格は青年の体を抱きかかえるや否や声を挙げて泣き叫んだ。其れはもう、何時迄も…。雨は失格の涙と比例するかの様に豪雨になっていった。大粒の雨が二人の異能の体を打ち付け雨粒と共に大粒の涙も流れていった。汚れはそんな失格の姿を何時迄も見続けた。何時迄も青年の為に涙を流す失格を見て居られなくなったのか汚れは口を開いた。
汚れ「…………………失格…気の毒だが…此処は青年の為にも………」
そう云えば失格は一寸肩を揺らしたと思えば泣くのを止め、泣いて腫れた虚ろな瞳に汚れを写した。
失格「………ねぇ汚れ…修治は…元々こう云う運命にあったのかな…。其れは…私には…変えることの出来ない定めだったのかな…。だとしたら…生きるって何さ…。最初から全て決まって居たと云うのかい…こうなって仕舞うと…。ねぇ汚れ…教えてよ…如何して修治が…死ななきゃいけなかったのさ…ねぇ…教えてよ…」
薄く笑みを浮かべそう云った。無理に口元を吊り上げ、小刻みの其の体は震えている。
汚れ「……………運命と云うものは…初めから決まって居るものだ…。お主の主が死んで仕舞ったのも…運命の一つにしか過ぎん。仕方の無いことだったのだ失格。主の運命は我等異能が左右出来る程容易いものでは無い。我も主の死を何度も見届けて来た。だから失格…お主も……」
云いかけた途端、其の言葉は失格によって制されて仕舞った。失格は笑っていた。無理等微塵も感じさせない様に、声を挙げて嗤っていた。
失格「あははははははははっ!はは、はははははっ!ふふ、ははははっ!そっ、かぁ…有難う汚れっ!御蔭で私は素晴らしいことに気付けたみたいだっ!何で今迄気が付かなかったのだろうっ!そうだよっ!私が殺せば善いっ!誰かに殺され、病気に殺され、自然と死んでいく位ならっ、私が殺せば善いのさっ!」
此の日、失格の中で何かが壊れた。失格の中で、何かが音を立てて壊れたのだ。
汚れ「…っ、失格っ、お主、正気かっ!?そんなことをして仕舞えばまた今日の様なことが起こるのだぞっ!?」
失格「私は何時でも正気だよ汚れ。今日の様なことはもう起こらないさ。私が起こさせない。次の主は私が必ず此の手で殺す。次も、其のまた次の主も私自身が葬る。……徐々に酸化していくこんな世界……全て消えれば善い、全部壊れて仕舞えば善いのに………ね、汚れ」
汚れ「……………………嗚呼…そうだな……失格………」
此の日で多くのものを失った。
ある者は友人を…ある者は主と自分自身を…またある者は…………__________……。
雨が降る日のことだった。
はいっ!此処で切りますっ!
次から現在ですっ!もう次で終わらせたい処ですっ!
新しい妄想が凄く溜まっています…(>人<;)
- Re: 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く! ( No.8 )
- 日時: 2017/08/13 23:06
- 名前: トースト
↑の続きですっ!
失格「……はい、此れで私の昔話は終わり。如何だった?汚れの方は少し懐かしかったりする?」
失格は昔話を語り終えるとニコリと笑みを浮かべ汚れを無機質な瞳で見据えた。
汚れ「………………失格……我は………」
失格に言葉を掛けようとして口を噤んで仕舞う。そんな汚れを横目で見ていた中原が口を開いた。
中也「其れで、手前は太宰を殺そうとするって訳か…。生憎、太宰を殺すのは俺だ。手前の出る幕は無えよ。もう二度と太宰にこんなことするな。手前の主だろ?」
失格「……云ってくれるね。中原中也。治は私の主だよ?だけど、主だからこそと云うものがあるのさ。私は続けるよ。此れからも、治が私の手によって死ぬ迄ね。私はそう迄しないと止まれない。もう、止まれないんだよ。止まりたくても…私の中で壊れたものは…もう直せないんだよ…」
悲しみを含めた瞳を伏せる。
失格「…でも今日は一寸君達と云う邪魔が入って仕舞ったからね。今日の処は止めておくよ。中原中也、治を運ぶの手伝ってくれるかい?私じゃ少し難儀な仕事でね」
中也「けっ、今日は手前の前の主に免じて手前を殺さないどいてやるよ。有難いと思えよな」
そう悪態を吐き乍も太宰の肩に手を回し太宰を軽々しく担ぎ上げる中原。そんな中原に普段ならブーイングを飛ばす失格も口元を緩めた。
失格「有難う…。異能を殺すのは如何かと思うけど…君達なら…何時か私を止めてくれるのかな…。………其れが…運命だとするならば…」
そう小さく声を洩らした失格の体を、次の瞬間には汚れは引き寄せ、其の腕の中に抱きとめて居た。
失格「なっ、や、止めてよ汚れっ、私はもう君の親友を止めたんだからっ」
汚れ「………………じゃあ、別の名で我等の関係を戻すと云うのは如何だ?恋仲と云うのも悪くはなかろう…」
失格「なっ、何さ、私のことは嫌いなんじゃ無かった訳?其れに、何処で覚えたのさ…そんな口説き文句…」
汚れ「嗚呼嫌いさ。心苦しい位に、お主のことが嫌いなのだ…失格…」
失格「まっ、先ず私には治と云う未来を約束した人がっ!」
中也「おい太宰は渡さねぇぞ失格っ!其れに手前が太宰を殺したら未来も糞もねぇだろうがっ!」
そんな喧しい三人の云い合いに、一人寝ている太宰が顔を顰め乍瞳を薄く開いた。
太宰「……んー…中也五月蝿いよぉ……全く…如何したのさ………えっ、此処何処っ!?って云うか失格と汚れは何してるのさっ!?君達お互いがお互いを嫌悪して居る仲じゃ無かったのっ!?」
目を擦り乍欠伸をする太宰。早速中原に文句を付けた後覚醒してきた意識でよく周りを見渡すと目を見開き現状もよく理解しない儘大声を挙げ乍中原の腕の中で暴れ回った。
中也「ちょ、太宰っ!暴れるなっ!現状説明してやるからっ!」
失格「あっ、治っ、起きたのだね。あの、今起きた処悪いのだけれど、あの、汚れを如何にかして貰えないかな」
汚れ「失格…今宵は逃がさぬぞ…あの時、我に好きと云ってくれたではないか…」
失格「そ、其れはっ、って云うか汚れ、何年前の話してるのさっ!」
太宰「へぇー…二人はそんな昔から…お熱いねぇ…」
失格「ちがっ、私には治だけだよっ!?」
中也「まぁ手前のことは如何でも善いから…取り敢えず帰んぞ。太宰は此の後俺に付き合え」
太宰「えっ、何で…私未だすら現状理解してないのに…如何云う話の流れさ…」
汚れ「失格…我等も「其れは絶対無いから」…………」
四人の男達は夜の街を行く。
其々の夜は長そうだ。
人間失格は何者かの気配に振り向き、其処に誰が居ずとも、頬を緩ませ言葉を洩らした。
__________失格「……修治…………雨、上がったみたいだね…」
はいっ!此処迄此の妄想にお付き合いいただき有難うございましたっ!スレ主はシリアスの方が余り得意ではないため少々目を塞ぎたくなる様な処があったと思いますがまず一つ目の妄想は何とか書き終わりましたっ!
次のお話にもお付き合いいただけると幸いですっ!
今現時点で予定している妄想達ですっ!↓
・太中と中太が出会ったお話
・中也、太宰さんに催眠術を掛けるお話
・太宰さんと中也の入れ替わるお話
・異能擬人化番外編
・文スト男キャラで王様ゲームをするお話
・学スト(中太)のお話
・文スト男キャラがカラオケに行くお話
・文スト男キャラが遊園地へ行くお話
・太宰さんと中也がホラー映画を見るお話
・太宰さんが記憶喪失になるお話
・太宰さんと中也とQちゃんのお話
・文ストボカロパロ
・中也が吸血鬼なお話
・中太前提のドス太のお話
変更する場合もありますが今の処此の妄想達を予定していますっ!引き続きお付き合いくださいっ!
- Re: 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く! ( No.9 )
- 日時: 2017/08/14 06:00
- 名前: 神無月
長編お疲れさまです!
なんと言う文才の塊…凄い(語彙力)
続きも楽しみにしています!更新頑張ってください(*´ω`*)
コメント失礼しました<(_ _*)>