大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く!
日時: 2018/03/04 23:22
名前: トースト

どうも!二次小説(紙ほか)板でも文ストの小説を連載させてもらっているトーストと申す者です!
今回はただただ自分の頭の中にある文ストの妄想を小説にしようと思います!
意見やアドバイス、もしかしたらリクエストなんてものをくださる方が居れば是非是非!皆様も勿論スレ主も傷付いたり不快に思わない文面でロックが解除されて居る時にお願い致します!
腐に関しましては基本スレ主は中太、ドス太、其の他太宰さん右、太宰さん総受け推しです!

注意!
・捏造、パロディ等、皆様が不快に思う設定があります
・少しでも不快に思われた方はUターンを推奨します
・文ストの様な難しい文法使ってないです
・これはスレ主の妄想を其の儘小説化したものです
・駄作です
・ロックをつけさせて頂きます


上記に書かれたことを理解してくださった方のみこのままお進みくださいっ!




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Re: 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く! ( No.2 )
日時: 2017/08/10 22:23
名前: トースト

其の日、武装探偵社の空気は張り詰めていた。社員全員が沈黙し、ベッドに横たわって居る者のことを見つめていた。其処には何故かポートマフィアの中原と芥川の姿もあり、芥川に至っては沈黙していると云うよりも声が出ない、と云う表現の方が正しかった。

月下「んあぁっ!お前等揃ってしんみりしてんじゃねぇよっ!御通夜じゃねぇんだよっ!太宰が自殺するなんて何時ものことだろうがっ!死ななかっただけ善いじゃねぇかっ!」
重っ苦しい沈黙を敦の異能、月下が破る。大声でベッドに横たわる太宰を指差し乍喚き散らす月下に白雪が噛み付く。

白雪「五月蝿い月下っ!今の状況理解しなよっ!此の莫迦虎っ!」

月下「あW?本当のこと云って何が悪りィんだよっ!大体っ、太宰は前からこう云う奴だろうがっ!」

敦「止めて月下っ」

鏡花「…白雪も」
主の云い分に二人共口から変な声を出して押し黙って仕舞う。

国木田「兎に角、太宰の自殺を今回止めきれず此の様な事になって仕舞ったのは俺達の落ち度だ。一度、“彼奴”としっかり話す必要があるな…」
国木田の言葉に固まる敦達。国木田の云う彼奴とは太宰の異能のことだ。太宰が自殺未遂を繰り返す理由として、其れはほぼが太宰の異能の所為にある。太宰を誑かし死に追い込もうとする狡賢い異能。人間失格。太宰に此れでもかと云う位に執着している。其の執着心は他の異能も敦達にも引き離すには困難なものだった。

汚れ「丁度善いではないか。此の際彼奴に云いたいことを云うというのもありなのではないか?……なぁ中也」

中也「……俺に云うな。そもそも、此奴が目覚め無い限りは何とも…チッ…」
此の二人は太宰がこうなって仕舞ったことが相当頭にキテいるのか中原に至っては声のトーンが何時もより低く帽子の影で顔はよく見えないが其の奥では碧色の双眸が鋭く光っている。

敦「(うわぁ…中原さんめっちゃ怒ってるよぉ…此れ太宰さん意識戻ったら太宰さん今度こそあの世に逝かされちゃうよぉ…ねぇ月下如何しよう…)」
脳内テレパシーで月下にそう云う敦。

月下「(知らねぇよっ!先刻俺のこと制止させておいてっ!太宰なんか中原の野郎に殺されれば善いんだっ!)」

敦「(でも、月下…善いの?)」

月下「(善いのって何だっ!俺は太宰も太宰の異能も大嫌いだっ!)」

敦「そ、そんなこと…」
脳内テレパシーで話していた筈が月下の云い分に頭がついかっとなり声が出て仕舞った。一斉に皆が、中原が敦を見る。

敦「(あっ、ヤバ…如何しよう…こんな状況で…なんて誤魔化そう…)」
誤魔化そうにも目が泳ぐ。中原と汚れの完全御怒りモードの瞳が敦を見据える。月下のことを見るが目を合わせようとせず逸らされる。

敦「(月下あああああっ!!此の薄情虎めっ!主を助けようとは思わないのっ!?)」

月下「(虎任せ主は黙れっ!偶には俺に頼らねぇで解決策を見つけたら如何なんだっ!)」
厳しく月下に云い捨てられる敦。最早助けてくれる人物は居ない。
__________其の時だった。




太宰「………ぅ…ん……あれ、此処は…何で皆居るの?何で中也と芥川君も居るの?」
太宰の意識が戻って仕舞ったのだ。皆の統率が崩れ始め中原が御怒りモードになり探偵社ごとぶっ壊しそうな雰囲気を醸し出してる中、こんな空気を作って仕舞った原因が、そんな空気さえも壊す様な緩い声色を出し乍。
嗚呼…終わった…。
中原と汚れ以外の者達はそう直感的に思ったのだった。


すみません此処で切りますっ!

Re: 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く! ( No.3 )
日時: 2017/08/11 11:55
名前: トースト

↑の続きですっ!


敦「だ、太宰さん…何も覚えて無いんですか?太宰さん今日流れの速い川で入水して其れで…」
取り敢えず何で太宰が探偵社の医務室に居たのかを説明しに入る敦。当の太宰はそんな敦の説明を聞いて居るのか居ないのかぼーっとし乍天井を眺めている。失格の方はまだ寝て居るのか、其れとも狸寝入りをして居るのか出てくる様子を見せない。

太宰「………………助けたのかい?何で其の儘死なせてくれなかったのさ」
天井を眺め乍に太宰が云う。太宰の言動が気に障ったのか流石に月下が声を挙げた。

月下「手前ェ!助けて貰った身の分際でまだ死が如何とかほざいてンのかっ!」
月下が太宰の胸倉に掴み掛からんばかりの勢いでそう云う。太宰は月下の方に視線を移すと困った様にヘラリと笑って見せた。

太宰「月下、私のことを心配して云ってくれてるのだよね。………敦君が私は今日入水をしてこうなったと云って居たが…生憎、私には今日探偵社に着いてからの記憶が無いのだよ」
空気がピシリと固まるのを感じた。其の場に居る者が唖然とし、太宰の言葉に中原と汚れはピクリと反応する。

敦「……太宰…さん…記憶が無いって…」

太宰「其の儘の意味だよ。最近記憶が抜け落ちることが多くてね。意識が途中で切れたり……私自身も困っているのさ」
太宰はやれやれと云う様に肩を竦めた。其の言葉に遂に先程迄ずっと黙りこくって居た中原が動いた。太宰の前に迄移動し、影から覗く其の鋭い碧色の瞳で未だベッドに横たわって居る太宰を眼下に見下した。其の気迫に押されたのか太宰は顔を顰め、負けじと下から目線で中原を睨んだ。

太宰「何さ、中也の癖に…。と云うか何で中也が居るの?此処武装探偵社だよ。中也の敵組織。其れに芥川君迄…何、幹部様直々に宣戦布告でもしに来た訳?」
太宰は早口気味にそう云う。中原から視線を決して揺るがすことなく。対抗する様に中原も口を開いた。

中也「違ェよ。俺等が此処に居るのは川で溺れ死にそうな手前ェを助けたからだ。探偵社に送り届けてやっただけでも有難いと思え糞太宰」
そう声を低くして云う。云って居ることは普段とそう変わらないが今の中原は纏って居る覇気が違う。今の中原は自分に対して怒って居るのだと云うことが太宰にも厭でも分かった。

太宰「………何怒ってるのさ……別に中也に怒られる筋合いなんて無い…」
子供の様に口を尖らせぷいっと中原から顔を背ける太宰。

中也「………………太宰、何か俺に云うことは?」
そんな太宰を見ても中原は態度を変えることなく太宰にそう云った。太宰は布団を頭の上からすっぽりと被る。

中也「………………………太宰」
其の場に居る者全員が太宰の方を見る。太宰は布団の中で何やらもぞもぞと動き布団の中から少し顔を覗かせると小さく云った。

太宰「………………………御免、なさい………皆にも…心配掛けて…………御免なさい……」
小さな小さな謝罪だった。太宰は子供の様に頬を赤くしそう云った。然し其れはしっかりと全員の耳に届いたようで、中原は布団の上から太宰の頭を乱暴に撫で、「上出来だ」と云ってニヤリと笑うと布団を引っぺがし、驚愕と恥ずかしさを顔に浮かべる太宰を担ぎ扉の方へ向かう。太宰が何か云いたげに中原の腕の中で必死に抵抗しているが元々戦闘要員でもない非力な太宰が中原に敵う筈も無く中原の方は何事もないかの様に其の儘医務室の扉を開ける。

中也「此奴、今日だけ借りて行くぞ」
全員が「ど、如何ぞ…」と声を洩らしたが男性陣が此の後我に返り後悔するのはまた別の話。芥川と汚れと門は其の儘中原に着いて行き医務室の扉が閉められた頃に先刻迄此処に居た太宰が居ないと云う喪失感に襲われる探偵社員。月下に至っては唖然の表情で医務室の扉を見つめている。

敦「………月下……ドンマイッ!」

月下「何だよドンマイってっ!別に嫉妬してる訳じゃねぇよっ!あんな奴中原の野郎にでも失格にでもくれてやるわっ!」

敦「月下、其れ君が所持してる前提の話だよ」

月下「〜〜〜っ!五月蝿ェ!」


其の日、月下は敦に泣きついたと云う。



丁度いいので此処で切りますっ!

Re: 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く! ( No.4 )
日時: 2017/08/11 22:37
名前: トースト

↑の続きですっ!


ーー『ねぇねぇ汚れっ!私新しい主が出来たのだよっ!汚れより早く出来ちゃったぁ。如何?悔しい?悔しい?』
其れはもう、昔の話……。

ーー『……はぁ…。失格、我がお主よりも永くから主を持ち、仕えておることをお主も知っておろう。今は唯未だ新しい主が見つかって居らぬだけだ。…然し…友として素直にお主に主が出来たことを祝福するぞ』
もう戻ることは無い、大切な思い出…。

ーー『……ふふ、有難う。矢っ張り君は私の親友だ。でも汚れって祝福等出来たのだね?』
もしも時間を巻き戻せるのなら…。

ーー『喧嘩を売っておるのか。購うぞ』
もう一度…如何か…。

ーー『素直に受け取り過ぎだよ。御免御免。…ねぇ汚れ…私ね………今だから云えるのだけれど、ずっと、ずっとね…君のこと…____________……』


戻してくれ…。


_______________________

_______________

_________


中也「汚れ…おい汚れ。起きろ」

汚れ「ん…おお中也。すまない、少し寝て居た。…中也も太宰と寝てたのではないのか?」
汚れは主、中原の声で目を覚ました。
あの後、太宰を担いで自宅へと連れ込んだ中原は其の儘太宰をベッドの上に降ろし太宰を抱いた。其の儘眠気に任せ気付ば其の場の全員が眠りについていた。中原に太宰が抱かられたにも関わらず、失格が姿を現すことは無かった。そして中原が何かの拍子に目を覚まし自身の異能も起こしたと、こうして今に至る。

中也「寝てたよ。ぐっすりとな。………見ろ汚れ………太宰が消えた」
少なくとも寝る寸前迄太宰が居た其処を親指で指差し中原が云う。其の表情は然程驚いている様子も無くまるでこうなることを想定して居た様に中原の表情は落ち着いて居た。

汚れ「ふむ、こうなることが分かって居た様な顔だな。中也」

中也「はっ、よく云うぜ。お前も分かってたんだろ?太宰が“こうなってること”を」

汚れ「…其の通りだ。太宰の異変は最近から生じたものでは無いだろう。…指図め数年前からか…」

中也「太宰のことよく見てるんだな。此の時間に“彼奴”が行くとしたら川かビルの屋上だな。未だ起きてからそう時間は経ってねぇ…。そう遠くには行ってねぇだろ。追うぞ」
太宰が先刻迄寝て居たシーツを触り温度を確認する。中原はベッドから飛び降り其処等に落ちていた自分の服を拾い上げると手早く着始め外套と帽子を被ると汚れに振り返りそう云った。

汚れ「………仰せの儘に、我が主」
汚れは中原に一礼をした。中原が外套を翻しとびらへと向かう。



中也「本っ当に彼奴は全く…仕方ねぇなぁ?」
口元を吊り上げ笑う中原の姿が、汚れには一瞬獣に見えたと云う。




はいっ!此処で切らせていただきますっ!
なんかもう意味分かんなくなってきましたね…。

Re: 【文豪ストレイドッグス】自分の妄想で書く! ( No.5 )
日時: 2017/08/12 09:53
名前: トースト

↑の続きですっ!


ーー『……はっ、如何してっ…如何してっ!私っ、は………あっ…そうだよ…ねぇ汚れ…君なら如何にか出来るっ…君なら助けられるっ……ねぇ助けてよ…お願いだ…此の通りだっ!……頼むからっ…………っ…修治を助けてよっ…』
あの時、分かって居た。

ーー『…………………失格…我が異能を使ったとて、もう…奴は………………やむ負えぬ…異能力…《汚れっちまった悲しみに》…』
もう君が助からないことなんて…分かりきって居た…。


其の日、私の中で…何かが壊れたのさ……。


_______________________

________________

_________


太宰「……………………やっと来たね…中也…汚れ…」
中原達が其処に行った時、もう奴は其処に飄々とし乍立って居た。まるで中原達が此処に来ることが分かって居たかの様に、鳶色の双眸で中原達を見据えて。

中也「………………太宰の体に異変が表れたのが、丁度四年前…太宰が18歳の頃だ…其の時から奴は時折意識が切れることや記憶が偶に抜け落ちる………なんてことを感じてただろうなぁ…?」
中原が最初に口を開いた。太宰の方へ一歩踏み出しニヤリと笑みを浮かべた。

太宰「…ふぅーん…何が云いたいのさ。結論を聞かせてよ」
太宰も中原を嘲笑する様に鼻で笑った。

中也「…………手前ェは…数年前からそうやって、太宰の意識を奪っては…太宰の中に手前ェが入り…太宰が自殺をする様に仕向けてたんだろ?………なぁ…失格」
中原は確信して居た様に其の言葉を太宰に云い放った。太宰の方は、一瞬あっけらかんと中原を見た後、次の瞬間には腹を抱えて笑っていた。

失格「あっ、あは、はははははっ!最っ高っ!最っ高だよ中原中也っ!御名答、私は治ではないよ。ふっ、あはははっ!…何?何時から私が治に成り代わって自殺をして居ると気付いたの?」

中也「其の事に気付いたのは最近だ。今日其れが確信に変わった。最も、太宰自身死にたがりだから気付くのに時間が掛かっちまったがな」

失格「………ふっ、ふふ、矢っ張り君って最高だよ。中原中也。………だけどそんな君が……途轍もない位に…私は大嫌いだよ」

中也「俺も手前ェのことが大嫌ェだよ。……次は俺から質問する…手前ェは…何で太宰の体を使って迄、太宰を殺そうとする」

失格「ふふ、面白い質問をするねぇ?…其の理由は必然さ。誓ったからさ。昔、ある人に誓ったのさ。私が何度でも、君を殺してあげるって…だから私は治を殺す。彼の人に誓ったからね」

汚れ「失格…其れは…」

失格「丁度善いね。昔話をしようじゃないか。もう川の其処に沈んでしまった。昔話をね」
人間失格は語り出した。恥の多い生涯を送った、一人の男と、其の異能であった者の話を…。



此処で切らせていただきますっ!
自分でも書いててもう意味がわかりませんっ!

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