大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【文スト】R 太中。
日時: 2019/10/27 00:08
名前: 弑逆ノ藍

初めて書きます!
他サイトでは夢小説をぽとぽとしてますが誤字脱字や内容が狂ったりなどします!

コメントとか貰えたりしたら嬉しいです!
基本的に太中投下です。
他cpだと芥敦がOKでそれ以外地雷です……


太中。。。

>>2-3 Rシーン

雨の君>>12          只融かされたい>>18 幼少期。貴方が生きる理由をくれました


恋愛小話シリーズ

>>7-8   >>11-13 (r18シーン)   >>14  〜後日談

最悪をテーマに書いていくオメガバーズ
>>20予告     >>22>>24-25 今日もまた……

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Re: 【文スト】R 太中。 ( No.11 )
日時: 2019/10/07 23:20
名前: 弑逆ノ藍


――恋愛小話――

「っぅん……あ」

揺れる中也の腰を押さえ込み、太宰は自身を入れるそこを解していた。

山を割り舌を這わせゆっくりと……。

「ぅぁ……」
「中也声いいの?」

ニヤニヤと笑う顔は明らかに狙っている。
……すがり付くのを。待っている。

「っく……はぁ、」

目の前にあった枕を抱き締め必死に声を殺す中也に向かって…

「あぁ、それ。私の枕だから汚さないでね」
「!!」

計算された言葉。
耳元で甘くささやかれる其れは、抱えているそれが興奮材料だと教えている悪魔のようだ。

途端に中也は意識を始める。

「っ……」

枕から匂う酒の匂い。
甘くて、少し水の匂い。

キュン

「あは。興奮しちゃった?」
「っ!!!あぅっ!あっ!」

見計らったかの様に太宰はすかさず舌を入れ込む。

ぐじゅぐじゅと響く水音は其れ丈でもとなりの部屋に聞こえているんじゃないかと錯覚させた。

「も、いい…」
「ふふ」

舌が抜かれ、次に入ってきたのは……

「ひぁっ」

太宰の長い指。
器用に動く一本は濡れたそこに収まるには細い。
もどかしさを感じる中也はやはり無意識で腰を押し付けるのだ。

「中也ってば……変態に磨きがかかってるけど?」
「う……っせ」
「我が儘」

二本増える。
こすこすと擦られる中は焦らされ、濡れていく。

「もういいかな?」
「さっさと!しろぉ」

枕をぎゅっと抱き締め後ろの太宰をにらむ。
然しその目は潤みなんとも言えない蹂躙感をそそられる。

「っぐ……ぁっ!!」
「ん……はっ」

耐えきれず差し込まれた太宰自身は中也の中で大きく脈を打った。

Re: 【文スト】R 太中。 ( No.12 )
日時: 2019/10/13 01:06
名前: 弑逆ノ藍


ー雨の君ー

―ねえ中也

――…んだよ
―私ね

――は?

「私ね、自.殺をやめようと思うのだよ」
「は?」

――――――――――――

私が偶々雨に降られた日
私を見つけた瞬間の君の顔の酷いこと酷いこと。

「帰ってこねぇから……」

泣くまいと必死に堪える姿は確かに愛しかった。
でもそれ以上にかわいそうに見えた。

偶々濡れただけでこうなら、もし私が成功させてしまったら……
そう考えるととてもじゃないけど入水できる気分に成れなかった。

全く。どうして私が中也に合わせなきゃいけないんだ。

「は?」

あぁ、やっぱりその間抜け面の方が似合ってる。
嬉しそうに笑っている方が満たされる。

雨水の滴る君はなんとも言えないほど扇情的だったよ。

大好きな中也。
一人にしないから……笑っていておくれ


雨の君 終

Re: 【文スト】R 太中。 ( No.13 )
日時: 2019/10/18 05:10
名前: 弑逆ノ藍

―――恋愛小話―――

「ひっあ!!」
「っ女の子…みたいに、啼く、よね」

容赦なく突かれる奥
壁が薄いことなんて忘れて喘ぎまくる中也。
それを分かっていて、明日の反応を楽しむために啼かせる治

「んぐっ、あぅっ!や、む、りぃっ」

快楽の渦に突き落とされた故に、自分から誘ってしまったことを後悔する。

「無理じゃない……だってほら、ここ、私をぎゅうって…して、離さないよ?」
「う、ごきながら…しゃべるなぁっ!!」

つうとなぞられた下腹。
全てが快楽のための材料で、其れだけで中也の中は勢いよく締まるのだ。

「はっ、ん……ね、イッてよ……」
「ひぅっ」

耳元で甘く囁かれれば仕付けされた犬のように素直に反応する。

「あ、あぅ…ああぁぁあぁっ!!!」
「ふふ…」
「イッちゃ……イくっ!!!」
「ん……」

ドクッ、と吐き出されたものを自身の手の上で弄び舌で舐め取った治

「濃いね……」

ずるりと中也から抜き、彼の白濁を自身の其れに塗り手を上下に動かしていく。
情事が終わった直後の中也をエサに自身が上がっていく感覚があった。

「っく……」

暫く荒い息遣いのみが響く。

「……お風呂入ろっか……」
「……おぅ」

優しい手つきは何時まで経っても慣れない。
中也が愚痴(のろけ)を溢すのは明日の話…………

Re: 【文スト】R 太中。 ( No.14 )
日時: 2019/10/18 05:26
名前: 弑逆ノ藍

―――恋愛小話―――

〜後日〜

「……ぁ?」

見慣れぬ天井に中也はすっとんきょうな声を挙げた。

「あ、起きた?」
「……あぁ…おはよう」
「おはよう」

台所からひょっこり顔を出した治は中也が起きたとわかれば近付いてきてキスを落とす。

「顔洗う…」
「立てる?」

治が手を差し出してそれを中也がつかむ辺りまだ寝ぼけているのだろう。
いつもの彼ならスルーして行く。

「……………」

ボケーっと洗面台で顔を洗っていれば玄関から話声が聞こえる。
何となく。本当に何となく耳を傾けた彼は後に後悔する。

「あぁ!おはよう国木田くん!今日の朝も晴れ渡って実に入水日和だよねぇ」
「だぁざーいぃぃ!!!!」
「ふべらっ!!」

ドゴッ、と鈍い打撃音。

「貴様ぁ!!俺の安眠を妨害するとは何事だっ!!」
「な…なんの話か皆目検討もつかないよ」
「白々しい!昨晩午前一時ごろから午前三時十分三十五秒まで俺の部屋まで聞こえてきたぞ!!」
「わぁ!国木田くんきっといい盗聴ができるよ!」

中也の頭が澄み渡っていく。
冷たいものが血管を通っていくように腕から指先、足から爪先、
それと同時に熱いものが顔に集中していく

「き、……こえてた……」

真っ赤に熟れた林檎のように。
治の大好きな中也の顔に。

「ふぅ……あれ?どうしたの中也」

ニヨニヨと笑う彼が洗面所を覗くまで、もう少し……


〜恋愛小話 fin〜

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