大人オリジナル小説

自己中人間の観察記
日時: 2010/01/24 15:56
名前: れの

身の回りの自己中人間の観察記です。

・自己中になってしまうのはなぜか
・自己中人間の性質は?

などを、解き明かしていきたいと思います。

登場人物

■レノ ・・・ 実は私。 様々な体験をしている。
      レノの体験を生かし、観察記をここに記す。

■サラ ・・・ 私の最も身近にいる自己中人間。
      パクリで、いじめの標的になったところを、レノに助けられる。

■ミロ ・・・ 小学生時代のいじめの総長的存在。
      今も昔も自己中人間。

■アヤカ ・・・ いじめ大好きっ子。
       もちろん自己中人間。

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Re: 自己中人間の観察記 ( No.69 )
日時: 2010/05/01 10:03
名前: れの

<31ページ目>

「お、おばけ・・・・?そんなわけないじゃん・・・ミロちゃんはオバケじゃない」

「バッカだな〜♪そういう意味のオバケじゃないって!!」
「オバケみたく怖いってコト!」
「ラムはオバケ怖くないみたいだけど・・・・オバケの本当の怖さ、教えてあげようか?」
ミロの手下達が口々に言った。
「・・・・アンタ最近、ウザいんだよ!!!」
水道の水をバケツに汲み、一気にかける。
「いやあぁぁ!!!やめてっ・・・・冷たいよぅ・・・・!!」
「冷たいからやってるんだよ。・・・おーい、バイ菌に水かけたら次はどうすんだっけ!?」
仲間の一人が洗剤を一本、ラムの頭にかけた。
そして、モップを持った数人がラムに詰め寄り、擦って、叩いた。
「しっかり洗おうね♪」『はぁ〜〜いっ!!』
ラムの服はびしょ濡れになり、泡立った。
「ミロちゃぁんっ・・・・うぐっ、えぐっ・・・もぉ、やめてよ・・・!」
ドンッ!!
ミロはラムを思い切り蹴った。
「・・・汚れた人間は私達がお掃除してあげるんだからぁ!嬉しいでしょ?あんたみたいなクズに付き合ってあげてんのよ!!感謝くらいしたら!!?」
『さっすがミロ〜♪』
「だっ・・・だって・・・友達でしょ?ミロちゃ・・・」
バンッ!!
ミロの蹴り、再び。
「んなワケないでしょーが!!最初からこの為だって!アンタをいじめる作戦は、もう3日前から始まってんの!!」

「み、3日前・・・?3日前っていったら、私の悪口が流行りだした時・・・?」
ラムは、ようやく状況を理解した。

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