大人オリジナル小説

自己中人間の観察記
日時: 2010/01/24 15:56
名前: れの

身の回りの自己中人間の観察記です。

・自己中になってしまうのはなぜか
・自己中人間の性質は?

などを、解き明かしていきたいと思います。

登場人物

■レノ ・・・ 実は私。 様々な体験をしている。
      レノの体験を生かし、観察記をここに記す。

■サラ ・・・ 私の最も身近にいる自己中人間。
      パクリで、いじめの標的になったところを、レノに助けられる。

■ミロ ・・・ 小学生時代のいじめの総長的存在。
      今も昔も自己中人間。

■アヤカ ・・・ いじめ大好きっ子。
       もちろん自己中人間。

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Re: 自己中人間の観察記 ( No.122 )
日時: 2010/05/25 21:26
名前: れの

<46ページ目>

「レノ・・・実は相談があるんだ・・・」
「はいはい何何・・・・ってええ!!?な、何故天下のシラクスがこんな所に!今日は中庭で告られるハズ・・・あ」
ヤベ・・・・驚きのあまりうっかりと・・・・
『キャアアアアッ!!斉藤君!?』
『昨日サッカー見てきたよ♪すごかったね!!』
周りにいた女子たちがあまりにもキャアキャアうるさく、失神しそうになるが、なんとか抑える。

チッ・・・斉藤シラクス・・・めんどうなことしてくれたな・・・・

「シラクス、君みたいな人がわざわざ相談に来るなんて・・・よほどの事なんだろ?けど、今はちょい無理っぽいから・・・」
そう言って、レノは騒ぐ女子を軽く指差した。
「でも俺・・・マジで困ってるんだよ。なんとか今日中にならないかな」
「うーん・・・今日は水曜日だから、サッカー部は早く終わるよね。私はどーせ完全下校時間までいるから、放課後、6:00くらいなら大丈夫そうかな?」

「え・・・情報屋のレノが間違えるわけ無いよな?サッカー部は水曜、5:30・・・」

そういいかけたシラクスを肘で小突き、シラクスにだけ聞こえるようなヒソヒソ声で、レノは言った。
「・・・・あのね、今ここにいる女子に聞かれたらどーすんだよ?20分前に張り込まれるのがオチだって・・・・そろそろ自分の人気に気付けよ・・・こっちが困るからさぁ・・・」
「わ、わかったよ。本当は5:30ってコトだよな?」
「そう。だから絶対言わないでね。時間は、5:30から張り込まれるギリギリ前の5:40までの10分間。場所は屋上。時間短いから話まとめときなよ」
それから、レノは普通の声で、意味ありげに言った。

「あー、シラクス。時間は6:00でいいよね?場所は・・・どうする?裏庭でいっかー。いやー、どんな相談なのか、気になるなー♪」

その言葉を聞き、数人の女子達は目を輝かせ、どうする?行く?と、ずでに打ち合わせを開始していた。

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