大人オリジナル小説

思ってから実行するまで
日時: 2010/11/14 09:41
名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G.

―はじめに―
此方では、初めまして。
黒影と申します。

さて、社会問題系小説というわけですが、今回書くのは虐めはあくまで発端です。
本題は虐められて、その後のことです。
…実際、自分がロクに虐められたこともないので、おかしな点も多いと思いますが。
心理描写は其処まで得意ではありません。
故に、下手ではありますが、どうぞよろしくおねがいします。

―目次―

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Re: 思ってから実行するまで ( No.12 )
日時: 2011/03/06 08:04
名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G.

09

 翌日、後ろの席の男子生徒が来ていない為、昨日出来た友達に訊いてみた。

「恵琉ちゃんの後ろ? 確か空席だよ?」

「…え?」

 昨日、確かに見た筈だ。

 終わりのHRにも居たし、微笑んだのに微笑み返したし、何より朝の質問攻めを終わらせたのは彼ではなかったか。

 恵琉の中でその男子生徒の顔が浮かぶ。

「それよりさ、恵琉ちゃん。神子とは話した?」

 友達に言われてふと思い出した。

 まだ隣の女子生徒と話していない。

 首を軽く横に振ると友達は笑いながら言った。

「隣なのにねー。ちょっと話しにくかったりする?」

「…少し、ね」

「そっか。じゃあ、ちょっと話しかけてみよっか」

 友達は隣の巨乳女と少し何かを話した後、恵琉に手招きした。

 恵琉と巨乳女が対面する。

「初めまして、千秋 神子(ちあき みこ)です。10月15日生まれのO型で、スリーサイズは上から98.59.64で、身長165cm体重51kg、右利きです」

「当てつけかっ」

 友達が突っ込む。

 恵琉は思わず笑った。


(途中保存)

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