大人オリジナル小説

麻衣子と麻衣香とお母さん。オリキャラ募集中です!
日時: 2012/02/29 08:05
名前: ミシェル

始めまして、黒猫ミシェルです。
社会問題系小説で書くのは初めてなので、
温かい目で見守ってもらえると嬉しいです(*'-'*)
どうぞよろしくお願いしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

今ままでのお客様

桜日和さん☆

ここあまんずーさん☆

智久さん☆

番凧さん☆

▽♦さん☆

真央さん☆

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Re: 麻衣子と麻衣香とお母さん ( No.4 )
日時: 2012/01/21 09:59
名前: ミシェル

《第三話》

目の前には、眉を寄せた先生が一人。
私は、先生の前の椅子に座らせていた。

「麻衣子さん、前から思っていたんですが」

「…………なん、ですか?」

「あなた達姉妹は、どういう関係なんですか?」

「かん、けい…………ですか?」

「そうです」

関係と言われても、そんなの私にだって分からない。
お姉ちゃんは、前は優しかった。
今は、どうなんだろう?
いじめられてる私を見ても、そのまま見てるだけ……。

「あなたは、真衣香さんの事が嫌いなんですか?」

「えっ?」

「嘘をついてまで……」

「そんな…私、嘘なんて!」

バンッ
先生が、机を叩いた。

「好い加減にしなさい?嘘をつく奴は嫌いだと、言いましたね」

「…………」

「親御さんを呼んで、話し合う必要が有るようですね?」

「……! そんなっ!?」

顔が、自分でも真っ青になるのが分かる。
親を、呼ぶ?
そんな事したら、私はお母さんに………。

「先生、あの、その……」

「はい」

「ごめんなさいっ!」

「………」

「私、お姉ちゃんの事が羨ましくて!」

それからは、嘘という嘘を沢山ついた。
お母さんを呼ばれないように。
私は悪い子だと、先生は思っているだろう。
ノロマでグズで、汚い子だって。

「分かれば良いんだ。もう、帰りなさい」

「はい、失礼、します」

先生が、ほかの先生達と私の事を喋っている。
(あの子は、本当に!)
(真衣香さんとは、大違いだ!)
その言葉は、私の心を大きく削った。







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