大人オリジナル小説
- 麻衣子と麻衣香とお母さん。オリキャラ募集中です!
- 日時: 2012/02/29 08:05
- 名前: ミシェル
始めまして、黒猫ミシェルです。
社会問題系小説で書くのは初めてなので、
温かい目で見守ってもらえると嬉しいです(*'-'*)
どうぞよろしくお願いしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
今ままでのお客様
桜日和さん☆
ここあまんずーさん☆
智久さん☆
番凧さん☆
▽♦さん☆
真央さん☆
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- 麻衣子と麻衣香とお母さん ( No.1 )
- 日時: 2012/01/20 19:06
- 名前: ミシェル
プロローグ
温かな陽射しが部屋を照らす。
時計の音がチクタクとする中で、お母さんが口を開いた。
「あなた達は、本当に仲良しねぇ」
お姉ちゃんとじゃれあっていた私は、お母さんの言葉に、お母さんの陽だ
まりのような笑顔に振り向いて、お父さんに似ていると言われる顔を輝か
せた。
「うん!私、お姉ちゃんの事大好き!!」
「あんたって、本当にシスコンだよね」
「だって、好きなんだもん!」
「まぁまぁ、お姉ちゃんモテモテねぇ」
お母さんの言葉に、照れ隠しなのか、少し赤い顔をしかめたお姉ちゃん
が、私の頭を撫でながら言った。
「妹にモテたって、全然嬉しくないよ」
「えっ!お姉ちゃん、嬉しく、ないの?」
少し涙目で見上げた私を、お姉ちゃんがギュウっと抱きしめてくれた。
「うそ。好きだよ」
「本当!?」
「うん」
「私も、お姉ちゃんの事大好き!!」
「知ってるよ」
お姉ちゃんとそんな会話をしてる時、いつの間にかテレビを見ていたお母
さんが、急に呟やいた。
「まぁ!最近は、兄弟で殺しあう時代なのね。嫌だわ」
「殺し、あう?」
心配そうな顔をしてたのだろう。
再び私を抱きしめてくれたお姉ちゃんが、私の耳元で囁いた。
「私たちは、ずっと仲良しだよ」
「うん!」
私は一歳年上のお姉ちゃんの、まだ小さな胸に顔をうずめた。
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