大人オリジナル小説
- 私はお姫様、妹は奴隷。
- 日時: 2012/07/31 15:35
- 名前: キャンディ
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6551
私はクラスのお姫様。
何をやっても、皆が、言うことを聞く。
それで、生意気と思った妹を虐めた。
蹴ったり、殴ったり、した。
妹は泣く。涙をぽろぽろ流して。
妹は叫ぶ。助けるものはいない。
こんなに楽しいものだったんだね、「虐め」って…
△第一話 お姫様編 プロローグ△
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- Re: 私はお姫様、妹は奴隷。 ( No.2 )
- 日時: 2012/07/09 16:33
- 名前: キャンディ
「ひどいよ…」
「…別に、買えばいいじゃない。購買部、あるんだしぃ?」
「ッ…購買部用のお金も、お小遣いも、全部お姉ちゃんにとられたよぉっ…ひっ…」
…ああ、そういえばそうだったわね。
…え?「お姫様」って、どーいう事、かって?
…私は、昔っから「性格きつい」「近寄りがたい、怖い」って言われてたの。
そのせいかしらね、怖いとでも思われたのかしら?いつの間にか皆が言うことを聞くようになってね…ホント、「お姫様」みたいよね。で、こりゃあいいと思って、前から嫌いと思ってた妹を虐め始めたの。皆で。
…で、今に至る、のね。
「じゃあ、忘れたって言えばいいじゃない、叱られるけど」
「う…っ」
妹は涙ぐみながら、去っていった。
「ねー今の見たー?」
「見た見たー。泣き顔まじキモーイ!」
「不細工度パワーアーップ!って感じぃ?」
女子が、コソコソと耳打ちし合っている。
すると、隅っこの方で、可愛そう、とでも言いそうな眼で翔子を見つめている女子がいた。
私はすぐさま女子の前に立ちはだかって、
「可愛そうって思うんならさー、やんなくていいよおー?そのかわり、翔子と同じ立場になってもらうけどー、いーい?」
女子はビックリして首をぶんぶんと振り、「滅相もない」と言った。
「じゃーさ、今日、翔子に泥ぶっかける役やってねー。」
精神的攻撃だ。確かあの女子は、翔子の大親友だった。
だが、私は甘い目で見ない。絶対に…
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