大人オリジナル小説
- 私はお姫様、妹は奴隷。
- 日時: 2012/07/31 15:35
- 名前: キャンディ
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6551
私はクラスのお姫様。
何をやっても、皆が、言うことを聞く。
それで、生意気と思った妹を虐めた。
蹴ったり、殴ったり、した。
妹は泣く。涙をぽろぽろ流して。
妹は叫ぶ。助けるものはいない。
こんなに楽しいものだったんだね、「虐め」って…
△第一話 お姫様編 プロローグ△
小説本編 >>1 >>2 >>7 >>8 >>10 >>11 >>12
番外編 準備中
イラスト URLにて募集中
お知らせ
参照150突破記念☆人気投票を開催中です。
投票したい方や、投票の詳細は、この小説内の>>15 を参考に。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
- Re: 私はお姫様、妹は奴隷。 ( No.17 )
- 日時: 2012/07/31 16:13
- 名前: キャンディ
「かくれんぼ、しようよ。」
ふと玲子がそう言い放った。
「やろうか」
「やろうよ」
「やろう」
私と舞と雪が賛成の声を上げて、鬼ごっこが始まった。もちろん翔子いじめ中心のかくれんぼを。
とりあえず、私が鬼になった。
十秒数えて、家中を探しまくる。
怪しいと思ったのは、まず私の部屋のカーテン。
異様にふくらんでいる。中に何かが入っている。
そっと、中をのぞいてみる。雪だ。雪ちゃんだ。
「雪、みーつけた」
「ちぇー」
雪を見つけて、次に怪しいと思ったのは私の部屋のクローゼットの中。
明らかにガサゴソ鳴っている。
ドアを開ける。舞がいた。
「芸がないなぁー、ひとつの部屋に2人隠れているなんて。舞、みーつけた」
「あーあ。私2番目?」
で、次に怪しいと思ったのはリビングのドア。開くときに、ドアと連動して動いているのか、わからないが、1回笑い声が聞こえたのだ。
見ると…
「玲子、みーつけた。」
残るは翔子。そこらじゅうを探してみる。
すると、「いたよー!」とダイニングから叫び声が。
見ると、そこにいるのは机の下に隠れてた翔子。
「へぇ…こんなとこにいたんだ。さぁ、最後のお楽しみを始めましょうか。翔子、そこにしゃがみなさい。
翔子がしゃがむ。世にも間抜けな姿で。
これは私たちのかくれんぼ恒例行事。
「最後の人には、鬼の遊び道具になってもらいましょうか。」
私は思いっきり翔子の頭を踏みつけた。
そう、最後のお楽しみは、鬼が最後に見つかった人を踏みつけたり蹴ったりして遊ぶお楽しみ。見てるほうもやるほうも楽しい。
もちろんわざといつも翔子をビリにしている。
「う…こんなのあんまり…」
そう言って涙を流す翔子の姿は、とても、よいもの。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22