大人オリジナル小説

私はお姫様、妹は奴隷。
日時: 2012/07/31 15:35
名前: キャンディ
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6551

私はクラスのお姫様。
何をやっても、皆が、言うことを聞く。
それで、生意気と思った妹を虐めた。
蹴ったり、殴ったり、した。
妹は泣く。涙をぽろぽろ流して。
妹は叫ぶ。助けるものはいない。
こんなに楽しいものだったんだね、「虐め」って…


△第一話 お姫様編 プロローグ△
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Re: 私はお姫様、妹は奴隷。 ( No.16 )
日時: 2012/07/31 15:52
名前: キャンディ

じゃー
かちゃかちゃ
ごしごし
じゃー

翔子の皿洗いの音が静まり返ったリビングに響き渡る。

じゃー
かちゃかちゃ
ごしごし
じゃー

退屈だなあ、と、テレビをつけてみる。

…囲碁の番組
…相撲の番組
…ニュース
…音楽番組

ろくなものがない。テレビを消して、ベッドに寝転がる。
雪たちも、たいして面白そうもなさげにそこに転がっていた分厚い文庫本をただぱらぱらとめくっている。

じゃー
かちゃかちゃ
ごしごし
じゃー

時計の針が、ちょうど1時を指した。
やばい。こうだらだらしている内に10分立ってしまった。
とりあえず、ストレス解消のついでに翔子で遊ぶか。
翔子を背後から思いっきり蹴る。
「えっと、洗剤は…キャッ」
「キャッだって!きもっ!ぶりっ子じゃん?」
すると、雪たちものって来て、
「ぶりっ子むかつくー。そういうやつはこうしないと。」
雪が、お腹を思いっきり殴った。
「ゔ…」
翔子は、苦しそうに低い声を上げた。
「こうもしないといけないね。」
玲子が、翔子の胸倉を掴んで、思いっきり地面に叩き付けた。
「ひっ…痛…」
翔子は、床に倒れたまま泣き始めた。
「もっとしないと。」
舞が、床に倒れた翔子を、思いっきり蹴り飛ばした。
「もう…ゆるして…たすけて…」
翔子は、ただ涙ぐみながら痛さに悶える。
これを何回か繰り返し、20分たったのち、また私たちはリビングでぐうたらし始めた。
同時に、翔子も皿洗いを再開した。

じゃー
かちゃかちゃ
ごしごし
じゃー

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