大人オリジナル小説
- 私はお姫様、妹は奴隷。
- 日時： 2012/07/31 15:35
- 名前： キャンディ
- 参照： http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6551
私はクラスのお姫様。
何をやっても、皆が、言うことを聞く。
それで、生意気と思った妹を虐めた。
蹴ったり、殴ったり、した。
妹は泣く。涙をぽろぽろ流して。
妹は叫ぶ。助けるものはいない。
こんなに楽しいものだったんだね、「虐め」って…
△第一話 お姫様編 プロローグ△
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- Re: 私はお姫様、妹は奴隷。 ( No.1 )
- 日時： 2012/07/09 16:18
- 名前： キャンディ
心地よい風の吹く、夏とは思えないほど涼しい朝。
太陽がちょうど良いぐらいに日の光を6-1教室内に当てている。
私の名は柊 杏奈。
小学6年生12歳。ごく普通の血液型A型の女子小学生……パッと見は、ね。
で、私の自己紹介はここまでにして、と。
今は、窓際でのんびり日向ぼっこしてるとこ。
結構心地いいし、風も吹いてくる。
思わず口笛を吹いていた。すると、だ。
翔子がやってきた。翔子とゆーのは、私の双子の妹、柊 翔子。
すると、私の隣にやってきて、
「…お姉ちゃん…私の算数のノート、返して…」
と、呟いた。
「え？あーあれねぇー。私の机のとこにあるから、取っといてー。
此処までは、普通の小学生の会話って…わかるでしょ？
だけど、こっからが1味違うんですよねぇ…
「………ッ！？」ｶﾞﾀｯ
あーやっぱり、慌ててるなぁー。
やっぱり、ボンドでカッチカチにページを固めるのは良い案だったなあ。
…え？如何して双子なのにそんな事、するのかって？
…悪戯の度を超えた、もはや虐めじゃないの、って？
ええそうよ、虐めですけど、何か？
「うっ…うっ…お姉ちゃん…これ…！開けない…」
やっぱ泣いてる。泣きがおも不細工。皆の前で泣いて、恥ずかしくないんかね？
…え？何で泣いてるのに誰も「どうしたの？」って、声かけないのかって？
…やぁねぇ、一人で虐めなんかすると思った？私はこのクラス内の「お姫様」なのよ、皆文句も何にも言わないわ。
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