大人オリジナル小説
- 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】
- 日時: 2012/08/28 16:05
- 名前: 夕凪☆゛
初めまして。夕凪☆゛(ゆうなぎ☆゛)と申します。
・社会問題系の小説に興味のない方
・私を嫌いな方
・荒らしをしようと考えている方
今すぐ戻るをクリック!!
☆ルール☆
★荒らしをしないでください。
★中傷的な言葉を使う方、お断りです。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
- Re: 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】 ( No.37 )
- 日時: 2013/01/10 14:58
- 名前: 夕凪☆゛
おばさんが次々と投げかけてくる、トゲのような言葉に、私は黙って俯いて聞いていた。
「ねぇ、何とか言ったらどうなのよ!」
おばさんがそう言い放ち、
「「パシンッ」」
私の頬を、思い切り引っ叩いた。
――痛っ…。
「「バシッ・・・バシッ・・・」」
――やめてっ!やめてよ、おばさん!私っ…私っ…。
私はそう、声にならない声で叫んだ。
「あ…。」
急におばさんは止まり、私のほうを見た。
「ごめんなさい、凪咲ちゃん…。こんなことっ…するつもりじゃっ…」
ふと我に返ったように、自分の手を見つめそう謝ってきた。
――さっきまであんなに思い切り引っ叩いてたくせに。
何が『こんなことするつもりじゃ…」だよ。
私はおばさんの言葉を無視して、階段を駆け上った。
――あれって…虐待って言うのかな?
私はもう痛いのを忘れ、そう思った。
―――このまま…死んでしまえばいいのかな。
私なんて、誰にも必要とされていないんだ。
だったら、このまま死のう。
どうせ誰も悲しまないし、丁度良いことに私は声も出ない。
いくら苦しんだってみんなに気づかれず死ねるんだ。
気づけば私の手には、刃の出たカッターが握られていた。
――お母さん…今、お母さんの所に行くからね。
仇は取れなくてごめんなさい。
お母さん…今行くからね。
私はそう思って、カッターを自分の手首にそっと置いた。
「「♪〜♪♪〜♪♪♪〜〜」」
え……?
『サラ』…。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48