大人オリジナル小説
- 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】
- 日時: 2012/08/28 16:05
- 名前: 夕凪☆゛
初めまして。夕凪☆゛(ゆうなぎ☆゛)と申します。
・社会問題系の小説に興味のない方
・私を嫌いな方
・荒らしをしようと考えている方
今すぐ戻るをクリック!!
☆ルール☆
★荒らしをしないでください。
★中傷的な言葉を使う方、お断りです。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
- Re: 生まれて来なきゃ良かった。 ( No.13 )
- 日時: 2012/08/28 16:04
- 名前: 夕凪☆゛ ◆JGlOo5d1iU
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「お母さんは…死んでなんかないっ!!!!!」
私の呼吸は荒くなり、声を張り上げておばさんに向かって叫んだ。
『凪咲ちゃん…?』
「あ…スミマセン…。」
私は感情を抑え、謝った。
『とにかく、今日は学校お休みしてこっちにいらっしゃい。
おじさんが今凪咲ちゃんの家に向かってるから、着替えとかいろいろ準備しておいてね。』
「ハイ…。」
私は頷くしかなかった。
第一、おばさんが言った通り、私は小6。
一人暮らしなんてできるワケがない。
…でも…お母さんが死んだことはどうしても思えなかった。
「「ピンポ――――ン」」
チャイムが鳴り響く。
「ハイ…。」
「「ガチャッ」」
「こんにちは凪咲ちゃん。迎えに来たよ。」
私は大人しく準備し、おじさんの車に乗り込んだ。
「元気だったかい?」
「ハイ…。」
私はこの言葉以外話さなかった。
何分車に揺られていただろう…。
そんなに家から遠くないはずなのに…。
いつもより、車に乗っている時間んが長く感じられた。
「あ〜らいらっしゃ〜い!」
おばさんの家に着き、車から降りた瞬間におばさんが明るい声で言う。
「お世話になります。」
私は小声で挨拶をし、底から先は何も話さず、おばさんの家に入れてもらい、お母さんが15歳まで過ごしていた部屋に入った。
「お母さんの匂いがする…。」
昨日まで感じていたお母さんの懐かしい匂いがした。
…やっぱり…お母さんは死んじゃったのかなぁ…。
私は、事実と思われるものをようやく認め始めた。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48