大人オリジナル小説
- 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】
- 日時: 2012/08/28 16:05
- 名前: 夕凪☆゛
初めまして。夕凪☆゛(ゆうなぎ☆゛)と申します。
・社会問題系の小説に興味のない方
・私を嫌いな方
・荒らしをしようと考えている方
今すぐ戻るをクリック!!
☆ルール☆
★荒らしをしないでください。
★中傷的な言葉を使う方、お断りです。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
- Re: 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】 ( No.18 )
- 日時: 2012/08/31 06:58
- 名前: 夕凪☆゛ ◆JGlOo5d1iU
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「ん…。」
朝起きると、空は青く、晴天のようだった。
私の気持ちとは裏腹に。
枕は涙でぐっしょり濡れ、目は泣きすぎて腫れあがっていた。
『凪咲ちゃ〜んご飯よぉ〜!』
下でおばさんが呼んでいる。
私はワザと起きていないふりをし、返事をしなかった。
『まだ寝ているのかしら…。』
おばさんの声が聞こえた。
「「トントントントントン…」」
階段を上ってくる音が静かに聞こえた。
「凪咲ちゃん。ご飯出来てるけど。」
おばさんの声が聞こえた。
「ハイ…。」
「今日も学校あるんでしょ?早く用意しちゃいなさい。」
おばさん…私…学校なんか行きたくないんだよ…。
嫌だよ…。
「あら!もうこんな時間じゃない!遅刻するわよ。早く行きなさい。」
私は渋々ランドセルを背負い、階段を下りて、玄関まで歩いた。
「行ってきます…。」
「行ってらっしゃい。」
おばさんの元気な声が響き渡る。
≪学校≫
「またアイツ来たよ。」
「どういう神経してんの?」
「マジ消えて欲しいんですけど―。」
「腹立つんですけど。」
「よっし。追放しちゃうかっ!!」
「「帰れ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」
私に向かってクラスのみんながそう叫んだ。
私は最初ビックリしたが、そのまま校門を後にし、行き先を決めずに歩いた。
「ねぇ、そこの女の子っ!!」
「…私の事ですか?」
「そっ!!学校は?」
私に話しかけた人は、大人っぽい女の人だった。
「サボった。」
「そっか。」
その人は苦笑いしながら言う。
「名前は?」
「えっと…。」
「あ!!私まだ自己紹介してなかったよね。沙羅っていうんだ。よろしく。」
「私は凪咲…。」
「なぎさかぁ…。」
「あ…私小6なの…。沙羅さんは?」
「沙羅で良いよぉッ!!!!私は15歳。」
「高校は…?」
「やめた。いじめられたんだ。」
こんな綺麗な女の人が…?
「友達だと思っていた奴に裏切られてさ。」
沙羅は二カッと歯を出して笑う。
私は何となく沙羅が他人とは思えなかった。
「私も…裏切られたの。」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48