大人オリジナル小説

生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】
日時: 2012/08/28 16:05
名前: 夕凪☆゛

初めまして。夕凪☆゛(ゆうなぎ☆゛)と申します。



・社会問題系の小説に興味のない方

・私を嫌いな方

・荒らしをしようと考えている方


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☆ルール☆

★荒らしをしないでください。

★中傷的な言葉を使う方、お断りです。

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Re: 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】 ( No.14 )
日時: 2012/08/29 18:08
名前: 夕凪☆゛ ◆JGlOo5d1iU
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

ふぅ…




私は部屋の真ん中に大の時になって寝転んだ。



「「コトッ」」



何かが落ちる音がした。



「何だろう…?」



『Miyuki☆diary』…?



『美雪の日記』?


お母さんの日記じゃん。



私はなぜだかわからないが妙に鼓動が高まった。


これは人の日記…。見てはいけない物…。



でも…見てはいけない物と思えば思うほど見たくなった。




「1ページくらいなら…見ても良いよね…。」



私はそう思って日記の表紙を静かに開いた。




『○月×日(火)



今日は参観日だった。


お母さんが来てくれると言ったが、来てくれなかった。


みんな授業が終わったら親と仲よく帰るところを見ると胸が痛くなった。



お母さん、なんで嘘つくの?』




!!お母さん…のお母さんだから…おばあちゃんか。



ヒドい…。




「「凪咲ちゃ〜ん!!お昼ごはんよぉ〜!!」」



1階からおばさんの私を呼ぶ声が聞こえた。


私はあわてて日記を閉じ、1階へと向かった。









「美雪…生きていると良いわねぇ。ま、死んじゃってる確率の方が高いんだろうけど。」



……。



「ハイ。」



私はお母さんが死んだのを認めたはずなのに、おばさんに言われるとなぜかものすごく腹が立った。




私は出されたご飯を何も言わずに食べた。





≪次の日≫



「ねぇ、凪咲?アンタのお母さん、死んじゃったんだってねぇ?」



朝一番に一昨日まで友達だった『みっちゃん』が声をかけてきた。


みっちゃんの声はいつもとは違って冷たい声だった。


まるで、私をいじめようとしているかのように。




「ハ?だったら何?」


私はつい冷たい態度をとり言い返した。



「アンタ、ムカつくんですけど。」



「ハ?」


「アンタのそういう態度がムカつくって言ってんのよ!!」




「「ドカッ」」



痛っ…。



後ろから背中を思いっきり蹴られた。


私が振り返ると、そこにいたのは、一昨日まで中の良かったクラスメート達だった。




「アンタのお母さん…この学校の理事長だったのよ。」



…?そう…だったの?


「んで、アンタのお母さんが死んだから、アンタと仲よくする必要なくなったってワケ。」





「何言ってんのっ!?私たち…友達でしょう?」



「は?何言ってんの?」


みんなが口々に言う。


「アンタのお母さんが理事長でなきゃ、私たちがアンタなんかと仲よくするわけないでしょう?」


「確かにー♪」


「ってか、今まで嫌われてるって気付いてなかったんだ?」


「みんな言ってるよ。『アンタなんか大っ嫌い』ってさ。」


「ね?健?」



タケル…?


私が健に嫌われてる?



告られたのに?

何言ってんの?



「うん。テストの点が悪くて、受験する中学に受かるのがピンチだったからお前を利用して理事長の高感度を上げようとしただけ。


好きとか…そんなんないし。」


ハ…?


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