大人オリジナル小説

死んでもいいかい?
日時: 2012/12/04 23:48
名前: カナリア ◆StaIqxr34U

はじめまして‥‥‥‥‥もしくはお久しぶりです。

これまでいろんな名前で小説を書いてきたのですが、
途中であきて完結したことがありません‥‥‥‥なので、
今回はきちんとしようと思いこの小説を書くことにしました。
今回は最後まで書く予定です。
(また途中でやめてしまったらすみません)


*荒らしはご遠慮ください
*人を傷つける書き込みもご遠慮ください
*更新が遅れると思います
*文才などはありません
*コメント&アドバイスは大歓迎です



 プロローグ
>>1

 第一章   いじめ
>>2 >>3 >>4 >>5 >>6
>>7

 第二章   リストカット
>>8 >>9 >>10 >>11 >>12
>>13 >>14 >>15

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Re: 死んでもいいかい? ( No.12 )
日時: 2012/11/24 16:01
名前: カナリア ◆StaIqxr34U

学校が終わり、1人で電車に乗り、帰る。真希とは家の方向が反対なのだ。
家からだいぶ遠い高校を選んだのを後悔はしていない。しかし、1人で帰っていると、よけいなことまで考えてしまうのだ。

「ねぇ、あの子キモくない?」

「あいつマジでウザイ」

電車に乗っている女子がそんなことを言うたびに、自分のことだと思い込んでしまう。きっと私のことではないと必死に心の中でそう言うが、電車に乗っている女子たちの陰口は増える一方で、昔のことを思い出してしまう。
自分の住んでいる町の駅につくと、私は何かから逃げるように電車を出た。走って家までむかう。

「ただいま!」

思いっきり家のドアを開けるとお母さんがテレビを見ていた。私は呼吸をととのえて、リビングに入っていった。

「おかえり梨乃」

「ただいま」

再びただいまと言ったあとは、2階の自分の部屋へ少し早足でむかった。
私の部屋のカーテンをバッと開けると、少しほこりが舞ったが、同時にきれいな夕日が視界に入った。
私はかばんを机の横に置くと、ベットに転がった。机の上に見えたのはカッター。
おさえきれない思いをダメだ、ダメだ。と必死に止めるが、止めきれるはずがなかった。
カッターを手に持つと、そのカッターは私の手首に傷を付けた。きれいな赤色の血と、後悔。
真希のことを考えるたびに、血が流れている左手首が痛む。
夕日が沈んでしまい。私の部屋は真っ暗になったが、私はそのまま、カッターをにぎっていた。

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