大人オリジナル小説
- 死んでもいいかい?
- 日時: 2012/12/04 23:48
- 名前: カナリア ◆StaIqxr34U
はじめまして‥‥‥‥‥もしくはお久しぶりです。
これまでいろんな名前で小説を書いてきたのですが、
途中であきて完結したことがありません‥‥‥‥なので、
今回はきちんとしようと思いこの小説を書くことにしました。
今回は最後まで書く予定です。
(また途中でやめてしまったらすみません)
*荒らしはご遠慮ください
*人を傷つける書き込みもご遠慮ください
*更新が遅れると思います
*文才などはありません
*コメント&アドバイスは大歓迎です
プロローグ
>>1
第一章 いじめ
>>2 >>3 >>4 >>5 >>6
>>7
第二章 リストカット
>>8 >>9 >>10 >>11 >>12
>>13 >>14 >>15
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- Re: 死んでもいいかい? ( No.10 )
- 日時: 2012/11/23 10:25
- 名前: カナリア ◆StaIqxr34U
学校につくと、急いで教室へむかった。
教室に入ると、みんなが私にあいさつをしてきたので、できるだけ全員に返事をした。
私が自分の席に座ると、かばんから教科書を取り出し、机の中に乱暴にいれた。数学Aと書かれた教科書には、私のはったふせんがいっぱいはみだしていた。
そんな時、ガラッという音と同時に教室のドアが開いた。そこには腰まである黒髪のかわいらしい女子が立っていた。
「真希!おはよう」
「おはよう、梨乃」
元気にあいさつをかわすと、真希は私のとなりの席に座った。
私と同じく、教科書を机に入れると、かばんからケータイを出した。この学校はケータイを持ってきても大丈夫なのだ。
真希はケータイの画面を私に見せて、満面のえみでこう言った。
「好きな歌手のライブ、今度あるんだけど、一緒に行かない?」
ケータイの画面には真希の好きな歌手がうつっている。
しかし、その下のライブの日にちが、テスト前日だったので私は首を横にふった。
「私はいいや、テスト前日だし」
「えー!?テストなんて大丈夫だよ、一緒に行こうよ!」
真希はそう言うが、私はテストでいつも学年1位の真希ほどかしこくはない。前日にライブに行ったら、テスト返却日に地獄を見るだろう。
「真希も、ライブに行ったら学年1位にはなれないよ」
「そっか‥‥‥‥‥‥親に怒られる」
真希は悲しそうな顔でそう言うとケータイを制服のポケットに入れた。
私は真希を慰めながらも、テストのことを考えると頭が痛くなった。
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