大人オリジナル小説

破壊ノ少年ト修復ノ少女
日時: 2014/09/20 01:40
名前: 穂逆 深去

生まれてから破壊ばかりするお前に罰を与える。
神はそう、少年へ告げた。
少年への罰はあまりにも過酷なものであった。
「神よ?それではあまりに酷すぎる。少年へ挽回の機会も与えないというのですか?」
少女はそう神にいった。
心底哀れそうに。
それではお前はどうすべきだと思うのかね?
神はそう少女に問いた。
「××××××……×××。」
少女は待っていたかのようにそういった。
……いいだろう。おまえの願い聞きいれよう。
その、言葉に少女は嬉しそうに笑った 少女は、少年のたった一人の友であった。

そんな二人のやりとりを、みている事しか出来ない僕は………。
そのとき二人の少年は、同じことをおもっていた。
その瞳に、どうしようもないやるせなさを宿して。

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Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.3 )
日時: 2014/09/21 02:35
名前: 穂逆 深去

第1章[破壊ト心ト]

一人の銀髪の少年が市と市の境目の役人に、止められる。
「貴様ッ、そのふざけた布っきれは何なのだッ!」
「……何って、……目隠しだけど?」少年は、止められても仕方がなかった 何故なら、少年は目の辺りを布で巻いている、見るからに奇妙な外見だったからだ。
「ねえ…いいじゃん。通るだけでしょ別に。」
少年は気だるい仕草で、そう言った。「ッ!…生意気いいやがって!!」
そのふざけた態度が余計に役人の腹をたたせた。そして役人はとうとうこういった。
「テメェのそのふざけた面をみせやがれッ!」
「あっ!!」
役人は少年の布をめくった、めくってしまった。
「ゴガッ!……ア、アア、ガ……」
役人は少年の眼によって、破壊された否、消し去った。
その無残な姿を見て、少年はこういった。
「だから、(目隠し)っていったのに」

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