大人オリジナル小説
- 破壊ノ少年ト修復ノ少女
- 日時: 2014/09/20 01:40
- 名前: 穂逆 深去
生まれてから破壊ばかりするお前に罰を与える。
神はそう、少年へ告げた。
少年への罰はあまりにも過酷なものであった。
「神よ?それではあまりに酷すぎる。少年へ挽回の機会も与えないというのですか?」
少女はそう神にいった。
心底哀れそうに。
それではお前はどうすべきだと思うのかね?
神はそう少女に問いた。
「××××××……×××。」
少女は待っていたかのようにそういった。
……いいだろう。おまえの願い聞きいれよう。
その、言葉に少女は嬉しそうに笑った 少女は、少年のたった一人の友であった。
そんな二人のやりとりを、みている事しか出来ない僕は………。
そのとき二人の少年は、同じことをおもっていた。
その瞳に、どうしようもないやるせなさを宿して。
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- Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.17 )
- 日時: 2014/09/28 12:07
- 名前: 穂逆 深去
「あなたを責めようと思った訳じゃないんです。私はただ…………」
「………」
「私と同じような顔をしたあなたが、なんというか~………心配だったんです。」
「どういう事………………?」
僕がそう言うと、少女はニコッと笑ってこういった。
「ちょっと私の昔話をしましょうか、あ………でも」
「?」
「家、貸してくれませんか………?
あなたビショビショですよね……。いっかい家に帰って体を拭いて下さい。……その場で話しますから。………………どーせ、私の家は壊れましたよ(泣)」
「…………(笑)」
次回、少女の過去章です!やっと、名前でます!!
あっ、ちなみに少女の目は藍色です
(前書き忘れましたよ(泣))
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