大人オリジナル小説

破壊ノ少年ト修復ノ少女
日時: 2014/09/20 01:40
名前: 穂逆 深去

生まれてから破壊ばかりするお前に罰を与える。
神はそう、少年へ告げた。
少年への罰はあまりにも過酷なものであった。
「神よ?それではあまりに酷すぎる。少年へ挽回の機会も与えないというのですか?」
少女はそう神にいった。
心底哀れそうに。
それではお前はどうすべきだと思うのかね?
神はそう少女に問いた。
「××××××……×××。」
少女は待っていたかのようにそういった。
……いいだろう。おまえの願い聞きいれよう。
その、言葉に少女は嬉しそうに笑った 少女は、少年のたった一人の友であった。

そんな二人のやりとりを、みている事しか出来ない僕は………。
そのとき二人の少年は、同じことをおもっていた。
その瞳に、どうしようもないやるせなさを宿して。

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Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.16 )
日時: 2014/09/28 10:48
名前: 穂逆 深去

おはござ!
続き書きます★


「え……[修復の能力]……?」
というか、この少女僕の能力を知って……?
思わず、ごまかして笑う。
「[あなたの反対]って何の事かな〜…、それに、さっき川にいたのは、間違って落っこちちゃって…ね(笑)?だから」
少女は、容赦なく僕を切り捨てる。
「嘘吐きですね………。あなたは、10才の時からそうでした。自分の本心を隠してばかり………。.」
「アンタに僕の何がわかる。」
思わず、本心を口にしていた。黙らなきゃいけない、自分は世界に口ごたえできる資格はない。だけど………
「アンタは僕の何を知ってるって言うんだ。……何度も目の前で人が消えてく所をアンタは見た事があるか?生まれた時から親を消し、仲間を消した殺人者の気持ちが分かるか……………?」
口から言葉が溢れだす。
「…こんな僕なんて、最初から生まれなきゃ良かったんだ……。」
さっき消えていた自殺願望が、また沸々と蘇ってくる。
ーあぁ、自分なんてー

「早く死ねよ、死ねよ、死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねしねしねしねしねしねしねしねシネシネシネシネシネシネ×××××××××××××××××××××××××××………………ネヨ。なんでっ…………しなな」ポンッ
「落ち着いてください。」
少女の静かな声が頭の中に澄み渡った。

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