大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- ふたり。
- 日時: 2016/02/05 19:29
- 名前: あっぷる。
プロローグ
そう。
僕はいつだって
君に助けられた。
そして僕は
君に恋をした。
だから今、
君に。
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- Re: ふたり。 ( No.2 )
- 日時: 2016/02/05 19:47
- 名前: あっぷる。
第1章『ふたり』
今日が始まる。
君と共に。
君がいなきゃ
僕の1日は始まらない。
そう。だから。
- Re: ふたり。 ( No.3 )
- 日時: 2016/02/05 20:03
- 名前: あっぷる。
?「………………ら」
?「……ッラ」
?「ヒラ」
んー。
?「ヒラ、起きた?」
ヒ「………………」
ヒ「………フジ…!?」
周りを見回すとそこはスタイリッシュに黒でまとめられた、フジの家だった。
フ「始発出たよ。もう。」
ヒ「えぇっ!もうそんな時間?」
バッと勢いよく起き上がると、明るい陽の光にまぶたの裏が白っぽくなる。
ヒ「ごめんねー。泊めて貰っちゃって。
フ「いーよいーよ。こんな部屋で良いなら。」
昨日は、夜遅くまで実況してて……
フジに泊めて貰ったんだ。
- Re: ふたり。 ( No.4 )
- 日時: 2016/02/05 20:18
- 名前: あっぷる。
僕達は少し、編集の話をしてからフジが作ってくれた朝ごはんを一緒に食べた。
フジがひとり分、多く作った理由は知っていたし、考えたくも無かったから見てみぬ振りをした。
ヒ「そろそろ僕、帰るね。」
いい時間だし、僕もひとり実況したかったから、フジの家を出た。
まあ、いちばんの理由はもうすぐ「アイツ」が来るからなんだけど。
ヒ「ありがとー。お邪魔しました。」
カンカンカン…
階段を下りる。
下から登って来る足音。
あ。
「アイツ」の足音。
- Re: ふたり。 ( No.5 )
- 日時: 2016/02/05 20:27
- 名前: あっぷる。
あ。
挨拶しなきゃ。
笑わなきゃ。
どうしよう。
上手く笑えない。
?「あ!ヒラじゃん。」
早く。
自然に笑わなきゃ。
フジがいちばん愛してる
「アイツ」なんだから。
ヒ「おはよう。」
ヒ「………………………キヨ。」
それから僕達は、何気ない世間話をして別れた。
キヨはフジの方へ。
僕はひとりで。
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