大人二次小説(BLGL・二次15禁)

おそ松さん短編集※カラおそ多め
日時: 2017/06/24 07:07
名前: やさいとう ◆FAS13rNj8M

おそ松さんの短編集ですーっ

更新は遅いと思いますがどうぞよろしく。

R18はいくかもです。。。

紅松、末松、長兄松好きです!
誤字脱字は暖かくみてやってください。

もくじ(長編&そのオマケの短編、供養したものばかり、わけあってもくじに載せてないものあり)

カラおそ カラ松が片思いこじらせてる話。(誤字直してない)
>>2
>>3
>>4
>>8

おそトド 無自覚両片思い。(バグったまま)
>>9
>>12
>>13
>>14
>>15
>>16
>>17
>>18

カラおそ 俺が苦手とするセンセー。R15位
>>23
>>24

カラおそ 夏恋は馬鹿がひく。(もういっこありますが、それは置いときます)供養
>>25
>>27
>>28
>>31

カラおそ 俺を兄貴扱いしない弟。R18(もういっこありますが、それは置いときます)供養
>>37
>>38

カラおそ 飽き性な俺を夢中にさせて。(ほぼカラおそじゃないです)供養
>>40

カラおそ お願いします襲ってください。R18供養
>>43
>>45
>>46
>>47
R15仕上げver
>>99


おそトド(あつトド) ずっとずっと、前から。R18 続きたい・・
>>48
>>49
>>54

カラおそ 朝露を浴びた花。
>>55
>>56

もくじ(短編)

作成中です

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Re: おそ松さん短編集※カラおそ多め ( No.71 )
日時: 2016/12/06 18:33
名前: やさいとう

いきぬきおそ一ーーー!!blは相当ぬるいんでコンビとして見てもいけるような気がする

おそ一(一おそ?)※24話ネタひっぱりだした
似たもの同士。

「いいこだねぇ、一松は」
 そう言って僕の頭を撫でてくれるおそ松兄さんはいつものように掴みどころのない飄々とした笑顔を浮かべていた。




 僕とおそ松兄さんは似ている。変なところが。

 兄弟にとてつもなく依存しているところとか。寂しがり屋なところとか。愛されたがりなところとか。
 そんなおそ松兄さんは僕みたいなゴミクズにも、もちろん他の弟たちにも優しくしている。そうして、見返りとして自分が愛されることを誰よりも望んでいるのだ。
 僕たちによって今のおそ松兄さんが形成されている。そう言っても過言ではない。・・だから。

 見返りが貰えないと確信したときの兄さんは、『おそ松兄さん』じゃなくなっていた。

「うるっせぇんだよ!!!」
 そう言って弟の体を吹き飛ばす長男に僕は身ぶるいをした。
「おそ松・・!」
 「離せよ!!」と喘ぐ長男を引きずるように外に連れ出す次男は、今までのどんな場面の時よりも頼もしく見えた。

 おそ松兄さんは見返りとして、愛を求めていた。・・だからみんなの『兄』として生きてきた。優しくして、ときには厳しくして、みんなを引っ張っていってくれていた。愛を求める故に。
 チョロ松兄さんがこの家を出ていくと聞いたとき、おそ松兄さんはどう思ったのだろうか。・・僕だったら?今まで大切に思っていた人が急に離れると言ってきたら?・・裏切られた。そう感じるんだろう。僕とおそ松兄さんは似たもの同士だから、きっとそう思ったんだろうな。「優しくしてやったのに、どうして、それなのにここから出て行くの」って。


「なんで、見返りだって欲しいよ」
 僕が出ていくときに、おそ松兄さんはか細い声で言った。


「ごめんね」
 小さく呟いて俯く僕に、おそ松兄さんは少し申し訳なさそうな顔をした。
「・・俺・・お兄ちゃんこそ、弟達にあんなことしちまって・・なっさけねぇよな、痛かったよな・・十四松も、トド松も」
「・・・」
「お前らが居なくなったら、お兄ちゃん、消えちゃうよォ」
 そう言って、嗚咽を漏らしておそ松兄さんは泣いた。おそ松兄さんが泣く姿なんて見たのは、生まれて初めて・・とまではいかないけれど、なかなか珍しかった。特に、長男、次男、三男、四男、五男、六男として位置づけられて以来からは、ほんの数回すら見たかも怪しい。
「6つで一つ。一つで6つ。そうだったよね、兄さん。」
 ガクン、と視界が揺れたかと思うと、次には真っ暗になって。腕を引っ張られ、抱きしめられたと分かり、僕は特にパニックになったりせずに長男の体にしがみついた。

「お前が最後まで残ってくれた。お前も大好きだったもんな、兄弟。」
「兄さんに言われたくないし・・僕ら、似たもの同士だよね」
「お前は俺より前を向いて生きてるもんなぁ、お兄ちゃんほんっとなさけねぇよ」
「まあ、ゴミクズなことに変わりはないけどね・・ヒヒ」

 そう言って僕は長男から身をはがし、新しく道を歩み始めた。最後に僕がいなくなって、あのお兄ちゃんは、どうなってしまうのだろうか。

「・・兄さんで、いたかったんだろうなあ」
 最後の会話。おそ松兄さんはまるで自分に言い聞かせるように「お兄ちゃん」と言っていた。それはきっと、いつまでも僕たちの兄さんでいたいという願望の表れだったんだろう。

 末っ子は、愛されるために可愛くあざとい野郎になった。
 五男は・・おいとく。
 三男は愛されるためか、なんなのか、まじめなやつになった。
 次男は、自分を愛し、愛されるために兄弟にやさしいやつになった。
 僕は、兄弟に愛して、心配して、見てもらうために、卑屈なやつになった。
 
 長男は、兄弟に愛されるために頼れるお兄ちゃんになった。

 おそ松兄さんのあの形が、愛されるためだと言ったら安っぽく見えるかもしれない。・・けど、あの兄さんはやっぱり僕たちにとっていい兄さんで。

「大好きだよ、兄さん」

 遠く、離れていても。







 (見返りなんて、とっくに渡されてたんだよ)


おわり

長男と四男は似ているよなあと思って書いたものです。もともと次男目線予定でした・・時間があればそちらもあげたいです。
とくに解説はしません、が、分かりにくい話だったと思います。すいません。
やっと24話がトラウマじゃなくなった・・?んで書きました。もうそろそろ特番ですしね・・!!!(関係性はいずこへ・・)
兄さんはまあなんだかんだで兄弟にとっていい兄さんだぞという話でした。

兄さん大好きです!紅ちゃん推しだけども!!

Re: おそ松さん短編集※カラおそ多め ( No.72 )
日時: 2016/12/09 16:31
名前: やさいとう

ふわっと考えてたやつ、カラ→→→→→→おそな感じです。そのうち両想いになるだろう・・と信じたい・・。
続きませんが、長編の冒頭的な感じです。
続きませんし続きません。。。

カラおそ

俺らはもう、成り下がることなんてできないから。


「ん〜〜〜〜〜」

 背中がむずむずする。掻いても掻いてもその疼きは治まらない。
理由はなんとなくわかってる。けど、信じたくなくて俺は今日も気が付いてないフリをして背中をまたボリボリと掻いた。

「おそ松、そんなにかゆいなら掻いてやろうか?」
「んあ?・・あ〜〜〜、じゃあよろしくぅ」

 背中を任せて、俺はぱらぱらと漫画のページをめくった。別に、掻いて治まるものではないのだけれど。大体、俺の背中がむずむずするのはお前のせいだろうが。吐き出しそうになった言葉をぐっと喉に留めて、俺は漫画本に集中した。

 最近、俺の一つ下の弟の目線がかゆい。
 俺が何をしていてもじろじろと見られるもんだから正直いい気はしないもんだ。考えてみてよ?なんか知らんけど兄弟が無駄に見てくるんだよぉ?うざったいたらありゃしないわ!
 なんで見てくるかなんて、俺にはお見通しだ。でも信じたくないよなぁ、実の弟が俺に恋しているかも、なんて。・・さむすぎ。

「・・もういいよカラ松。ありがと」
「・・ん?あ、ああそうか!」

 そう言って眉を下げて笑うもんだから、「こっちあんまり見んなよ」とかは言いにくいんだよなあ、こういうとこおにーちゃん弟たちには甘いのなー。

Re: おそ松さん短編集※カラおそ多め ( No.73 )
日時: 2016/12/18 22:41
名前: やさいとう

突然ですが私・・・・・長兄トドが・・・・・好きなんです・・・・!!!!!(黙れ)


おにいちゃんの言うことは聞きましょう 長兄トド ※R18

「なーなー、トド松ぅ」
「んー?んー、んー」
 あー、ダメダメ、何この子ぜんっぜん可愛くねー、そう思いながらブロックのところを素早くタップ、削除。
「ひまーーーー」
「んー??んー・・」
 あ、この子可愛いなあ、あ、彼氏持ちかあ・・ま、でもこういう子の友達も大抵可愛いしな、とっておこう。
「なあ、セックスしようぜー」
「んーー、ん・・・・・ん?」
 ゆるく繋がってた人達の連絡先の整理をしていたから適当に返事をしていたものの、不穏なワードが聞こえた気がして、さっきから僕に悪戯に話しかけてきた長男に目を向けると、にや、と怪しい笑みを浮かべていた。
「なあ、今のって肯定・・ってことだよなあ?」
「はあ!?待って、今の無し!無しぃー!」
「はーい残ねぇ―ん、お兄ちゃんに適当に返事しているのが悪いー!」
 衝撃が背中に走り、ほくそ笑んでいる兄と天井が視界にはいることで、僕は押し倒されたのだと理解した。その刹那、スパン!と音をたて襖を開く、もう一人の兄が入ってきた。
「・・おい、何しているんだおそ松」
「カラ松にいさぁん・・」
 救世主!!まじでこのタイミングは最高!!
 そう、カラ松兄さんはこの状況を打破してくれる、そう信じていたのに・・
「混ぜてくれ」
 僕はその言葉に、絶望を感じるほか無かった。

つづく

Re: おそ松さん短編集※カラおそ多め ( No.74 )
日時: 2016/12/21 18:59
名前: りーな

初めまして、りーなです!
やさいとうさんのカラおそ凄い素敵でした。
長男受け大好きな変態ですが、リクをしても宜しいでしょうか…?

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