大人二次小説(BLGL・二次15禁)

復讐は身近で密かに行われる【カゲプロ/嫌われ】
日時: 2018/05/15 19:25
名前: 殺薇*狂喜の傀儡師*

此方はカゲプロのシンタロー嫌われ小説だけを書くスレッドで御座います

シンタロー嫌われが嫌いな方,苦手な方は戻る事を御勧め致します

−注意点−
*更新ペースは遅い方です
*書くものはシリアス重視です。又、死ネタを含む事も有ります
*第○章としますが一章,二章と続いている訳では有りません。一章で1つの御話です
*悪女を出す予定も有ります(復讐ネタも)
*又、他作品とのクロスオーバー作品も予定しています
*小説を書く際は名前欄を視点キャラの名前にします

・第一章 >>1
〜喜劇は存在するのか……?〜
・第二章 >>18
〜赤いヒーローは夢に溺れる〜
・第三章 >>28
〜復讐は身近で密かに行われる〜

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Re: 赤いヒーローは夢に溺れる【カゲプロ/嫌われ】 ( No.21 )
日時: 2017/11/19 05:32
名前: 如月 伸太郎

『……只今、殿…』

幸い母さんは家に居なかった
丁度良い、居たらきっと…モモから連絡を受けて俺を追い出していただろうから

俺は部屋に入ってから殿を少し触ってから餌をあげた

これからどうしようか、なんて呑気な事を考える。……考えた所で無意味だと言う事は分かっていた
それでも考える事を止める事は出来ない

暫く俺は考え続けた。でも、幾ら考えても答えは出て来ない
何時もそうだ、どうでもいい事は直ぐ答えが出る癖に大事な時に限って答えは出てくれない

『……ほんと、嫌な頭脳だな…』

自嘲気味に笑った。それと同時にアレの存在を思い出した

『…あぁ、そうだ…アレがあったじゃないか。何で忘れちまってたんだろうなぁ…』

普段大量の鋏をしまっている引き出しとは別の引き出しからアレ……睡眠薬の入った瓶を取り出した

全く眠れない時期もあって通販で沢山入ったこれを買ったんだ
1錠でも効き目が凄いから何週間か飲み続けてる内に服用しなくても寝れる様になってたからしまっていた

母さんにもモモにも言っていないし、エネも俺の前に現れる前で履歴も当時は消す事もあって誰も知らない

何年か持つらしいし、まだ大丈夫だろ……
多少の不安はあったが、思い切って薬を複数飲んだ

『…夢でも構わない…また君に、会えるかな……』

ベッドに寝転がり呟いて目を瞑った

暫くして俺の意識は夢へと遠のいた__

Re: 赤いヒーローは夢に溺れる【カゲプロ/嫌われ】 ( No.22 )
日時: 2017/11/20 17:00
名前: 如月 伸太郎(夢の中)

「シンタロー、シンタローってば!」

『…んん……五月蝿いな……何だよ…』

「何だよ、じゃないよ!魘されてたから起こしたのに〜…」

拗ねながらも「悪い夢でも見てた?」なんて心配そうな顔で聞いてくる君は昔と何も変わらない

『…あぁ……悪いと言うより嫌な夢だ…』

「へぇ〜、どんな夢か聞かせてよ、シンタローくn((グハッ…バタッ」

「全く、何を聞いているんだバカノ。嫌な夢だと本人も言っただろ」

あ、逝ったな……
キドに鳩尾を殴られて倒れたカノを見て俺はそっと手を合わせご愁傷様…、とボソリと呟いた

「ちょ、死んでないから!」

『あぁ、なんだ死んでないのか。……残念だな』

「ねぇ、今なんか残念だなって聞こえたんだけど気の所為だよね?ね?」

『……。夢の事話すけど聞くか?』

何かカノが1人騒いでるけど知らね

Re: 赤いヒーローは夢に溺れる【カゲプロ/嫌われ】 ( No.23 )
日時: 2017/12/02 04:22
名前: 如月 伸太郎(夢の中)

「いや…シンタローからして嫌な夢なんだろ?なら話さなくても……」

『…良いんだよ。俺が聞いて欲しいってのもあるしな』

俺が夢の事を聞くかをキド達に聞けば、キドは極力思い出させない為にと気遣ってくれてるんだろうな
別にそんな事しなくて良いのにな…

「シンタロー、本当に良いの…?」

『…おう。だからんな顔すんなって、な?』

やっぱり心配なのかアヤノは心配そうな顔を俺に向けた
俺が誰かに話すと言う事はそんだけ俺がアヤノ達を信用してると言う事だ

「まぁまぁ、シンタロー君本人も良いって言ってる事だしさ、聞いてあげなよ姉ちゃん」

「もぉ…修哉が聞きたいだけでしょ?」

「だって、ねぇ?あのシンタロー君が自分から夢の話をするんだよ。気になるでしょw」

『おーい…あんま良い夢じゃないって事分かってんのか?』

気になったってのは良く分かった。けどな?良い夢じゃないって分かってるのか?
俺は思うだけにしようかと思ったけど、一応聞く事にした

「ちょ、流石に分からない程バカじゃないから!」

「俺はてっきり分からないのだとばかり思っていたが……」

「酷い!」

キドも同じ事を思ってたか…
つか、ちゃんと分かってたんだな……疑って悪い、カノ…

当然俺が本人に言う訳も無く、カノに対しての謝りは胸の中にしまっておいた

…んで、何時になったら本題に入れるんだ……?

Re: 赤いヒーローは夢に溺れる【カゲプロ/嫌われ】 ( No.24 )
日時: 2018/01/09 07:19
名前: 如月 伸太郎(夢の中)

何か、まぁ…色々あって何時の間にか全員リビングに集まっていた
もう本題に入って良いかな……

『……なぁ、もうそろそろ本題に入っても良いか?』

「あ、あぁ…待たせてすまん……。話してくれ」

『おう…。それじゃあ、そうだな……1番最初から話すか』

それから俺は、夢で見た事を全て話した
夢でのキド達が言った言葉も全部、一言一言間違える事無く全て隠さず話した

もしアレが予知夢的なものだったら俺は……
自分から話すとか言っといて今更不安になって来るなんてな…
昔は何言われても平気だったんだけどなぁ…

…つーか、長い沈黙って怖いから止めて貰いたい
って、自分で壊せば……いやいや、それで変に思われるのも嫌だしなぁ……

「シンタロー」

俺が考え込んでいるとアヤノに名前を呼ばれた
いや、もう今呼ばれると緊張と言うか怖い……←

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