大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【おそ松さん】ほのぼの終わらないな
日時: 2017/08/20 14:36
名前: 川本リヴィエ

(『短編こいこいリクこいこい』と同じスレです。)
はじめまして。川本リヴィエ
と申します。松沼から抜け出す気力が
川に流されていきましたよはい。
R指定はー…あるかないかです。

※数字松多め
※速度松多め
※色松多め
※文才皆無

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Re: 【おそ松さん】ほのぼの終わらないな ( No.23 )
日時: 2017/08/20 15:56
名前: 川本リヴィエ

「やめてよおそ松兄さん」
「キモいよおそ松兄さん」
「どいてよおそ松兄さん」
「ねぇ、要らないってば、おそ松兄さん。」

近い将来、言われる気がする。
兄弟なのに、同い年なのに、
いままでずっと皆仲良かったのに!

なんでそんな兄弟が離れなきゃいけないのさ。
なんでそんな六つ子が別れなきゃいけないのさ。

例え他の誰もが居なくなって、皆ちゃんとした道を歩んでも、
俺だけは行かない。お前だけは行かせない。ゼッタイ、ハナレナイカラ・・・


涙が乾いて、チョロ松のパーカーがぐっしょりぬれる。よだれと涙でべちゃべちゃでなまあたたかい。
それでもチョロ松は何も言わず、トド松のほうを見つめている。


お前、俺なんかどうでもいんだな、チョロ松……

Re: 【おそ松さん】ほのぼの終わらないな ( No.24 )
日時: 2017/08/20 16:10
名前: 川本リヴィエ

チョロ松サーイド

僕のパーカーがヤバイ。
僕の股がヤバイ。
こいつのせいで腹から下ヤバイぬれてるよヤバイ。
ヤってないんだよ?涙だよ?
信じてもらえなさそう。だってこいつ、僕の下半身に頭埋めてないてんだもん・・・
トド松にみられたら終わりだ。かといってずっと起きないのは心配だ。
ああダメだ。いっそこいつと付き合った方が楽なのかな・・・


実は、前まで好きだった。
担当を決めたのは僕で、こうした。でもあとから、おそ松兄さんはカラ松が好きって噂を聞いて、諦めて、後々トド松を好きになった。そうしたら今の状況を知って___

気づいた。
おそ松兄さんを愛する人がいないことに。
それは凄く辛いことで、悲しくて、自己嫌悪に襲われる。
でもおそ松兄さんは隠していたんだ。
いつもみたいにガサツで陽気な自分を作っていたんだ。
気づくと、僕の手はおそ松兄さんの背中を撫でていた。

今更大好きなんて言えないよ__
悪魔が急に天使になったよ__

Re: 【おそ松さん】ほのぼの終わらないな ( No.25 )
日時: 2017/08/27 07:02
名前: 川本リヴィエ

チョロ松サイド

何も音が聞こえなくなった。
静かな病院に、埋もれた泣き声だけがひっそりとある。
ただ揺れ動く心の奥から、目に見えない何かを伝って涙があふれでてきた。
でも、泣いたらだめ。
僕が今泣いたら、二人まで壊れてしまいそうで。
僕が天秤の真ん中のようで、重さを比べることはできるのに、自分で重さを調節できない。
どっちだ、どっちなんだ……
「…んー、まだ頭いだいなー…ぁ?」

Re: 【おそ松さん】ほのぼの終わらないな ( No.26 )
日時: 2017/08/27 07:18
名前: 川本リヴィエ

一松サイド

今、俺は十四松と二人で楽屋に居る。
十四松のすすりなく声と、その背中を撫でるかすかな音しか聞こえず、ぼーっと天井を見ていた。
十四松はトド松が好きなのか。
でもトド松が大切なら、ずっとトド松のところにいて、マット通り越してなんかすごいことやっていただろう。
なら、何が…?


カラ松兄さんか。


あぁそうか、それしかない。
あそこに来たということは、カラ松を助けに来たんだ。怒りと焦りが込み上げて、背中を撫でる手が止まった。
十四松は口を閉じて、うつむいて黙っている。
可愛そうで、慰めてあげたくて、でもそれでも、ライバルなんだ。先に俺が彼奴のものにならなきゃいけない…!

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