大人オリジナル小説
- 心の弱さ【完結しました】
- 日時: 2011/03/24 22:18
- 名前: プーケ
*:..。o○☆゚・:プロローグ,。*:..。o○☆
戦いは終わった。
そう思っていた。
でも___まだ終わりではなかった。
゚・*:.。..。.:*・゚本編゚・*:.。..。.:*・゚
第一話「涙」第2話「戻って来た生活」>>1
第3話「扉の向こうには」>>2
第4話「見てはいけないアルバム」>>3
第5話「日記帳と真実」>>4
第6話「迫りくる恐怖」>>5
第7話「怜香の目的」>>6
第8話「メッセージカード」>>7
第9話「心の傷_怜香と麗莉_」>>8
第10話「恐ろしさ」>>9
第11話「ひび割れた友情」>>10
第12話「裏切ったの?」>>11
第13話「アタシノココロ」>>12
第14話「憎い」>>13
第15話「自業自得」>>17
第16話「自分」>>21
第17話「願い」>>28
第18話「ハジマリの合図」>>38
第19話「信じる」>>39
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- Re: 心の弱さ【コメくだされ〜】 ( No.32 )
- 日時: 2011/03/24 22:16
- 名前: プーケ
第19話「信じる」
それから、たくさん虐めをして、時間はすぎていった。
あたしは疲れたため虐めは我慢して、家に帰った。
姫李「たっだいまぁー♪」
あたしはドアをしめ、ローファーを脱ぎ棄てる。
リビングには、うつむいたお母さんがいた。
姫李「おか『座って。話があるの」
お母さんは怒鳴った。
苦しそうだ・・・どうしたんだろう・・・
あたしはベージュのソファーに腰をかけた。
母「___姫李、これはなんなの?」
お母さんはうつむいたまま携帯を見せてくれた。
あたしは言葉を失った。
眼を見開いて、震えた。
お母さんの携帯にあの姿の麗莉がいたからだ___。
母「お母さんガッカリよ・・・」
そうか・・・一斉送信にしたからお母さんにもいっちゃったんだ・・・
もっと考えればよかった。
母「どうして虐めなんかしたの!?」
お母さんは泣きだした。
姫李「・・・仕返しを・・・誘われて・・・」
母「なんでやだっていえないの!?勇気をだしなさいよ!
心のブレーキかけてみてよ・・・!」
お母さんはあたしの肩をつかんだ。
あたしは泣いた。
そうだ・・・なんで誘われたときになんで麗莉を信じなかったんだろう
いじめをして腹が立ったのは自分?
あたしがいじめをしているから・・・?
姫李「お母さん・・・ごめっさ・・・ごめんなさ・・い・・・う・・」
あたしは外へでた。
麗莉と他の皆にもメールをして学校にきてもらった。
学校へついて、先生にいった。
学校にきたとき、皆にいうことを話していた。
皆泣いていた。
そうだよね 悪いことしてた 怜香ばっかり・・・
そういっていた。
麗莉にも謝った。
麗莉は笑って「あたしこそごめんね。もういいよ」といってくれた。
姫李「先生___」
すべてを話した。話し終えると麗莉も言っていた。
聞こえないけど・・・なにか言っている。
先生が電話をし始めた。
そして数分後きたのは___怜香。
先生は怜香に言った。
怜香は泣きながら言った。
怜香「だってぇ・・・アイツは妹のクセにお父さんたちに愛されてるし
病弱なあたしにたいして色々できるし」
怜香は今までの怒り、悲しみを吐き出した。
皆泣いた。
麗莉は最後に一言「ごめんなさい・・・お姉ちゃん・・・」といって
怜香を抱きしめていた。
その姿に皆が泣いた。
いじめってしてはいけないんだ___
ずっと昔からしってた。
いじめなんてするわけないしされるわけもない
そう思って平和に暮らしていた。
でも___虐めにはちゃんと理由がある虐めもあるんだ___。
怜香「ごめんなさぃいいいぃぃいぃぃい!」
あれから何年かたったある日___
「きゃあああ!やめてっ!」
女の子が必死に逃げていた。
うしろから生卵を投げている子。楽しそうだ。
いじめには解決がある___そう信じてあたしは見て見ぬフリをした。
勇気なんてないから___でも、彼女たちはいつか気づくだろうから_
END
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