大人オリジナル小説

私が存在する理由
日時: 2011/12/31 16:40
名前: 不登校少女I.

初めまして。
不登校少女Iと申します。
省略してもらっていいですよ。

いきなりなんですけどお礼を…。

「私が存在する理由」を
開いて下さりありがとうございます。
良ければこれから下に続く話にも
目を通して下されば嬉しいです。

,
-
他人の不幸を、笑って喜んでいる人々に
幸せは訪れるのですか。

どうして人の不幸を笑ったり
できるのですか―?

私には理解できないのです。
人の不幸を願う人々の気持ちが。
そして理解しようとしていないのです。
人の不幸を笑う人々の気持ちを。

なぜ、そこまで人を追い詰める事ができるのですか。
平気で、ヘラヘラ笑いながら。
そこまで人が嫌いですか。
そんなに人が気に入らないですか。

自分を大切にして自分じゃない誰かのことも
―大切にしようと思わないのですか。
,

*目次*

PROLOGUE↓
>>2 ...
―――――
*「姉妹」>>9 >>10 >>13 >>14
*番外編「姉妹」>>18
*「自分」>>21 >>24 >>28 >>29 >>33
*「親友」>>36 >>41 >>52 >>58 >>







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Re: 私が存在する理由 ( No.24 )
日時: 2011/12/13 21:53
名前: 不登校少女I.



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「まだあの1連の事件引きずってんの?そういうタイプ嫌われるよ」
「っ…」
「ほら、図星だ。あれはあんたのせいじゃないんだよ。分かる?」
「……ずっと傍観者の篠崎さんには…理解できないこともあるんだよ…私は……私は…ずっと…」
分からないんでしょ。私が何をしたか。
あれは立派な犯罪なんだもん。

「は、何で…―
「いいの…もう…放っておいて…下さい…」
「……っ」

あれは約1年前。
紅葉だった葉が消えて枯れ木になる…
丁度、寒い冬に差し掛かろうとしていた今みたいな時期。
私は…
―いけない…事を起こした。

家計が厳しかった私たちの家族は、両親共々働きっぱなし。
その上、両親も「今からでも働け」ってうるさかった。
私はお母さん達のためになるなら、何だって良かった。
それでも、中学生の私が働けるはずがなく、できる事はただ1つに絞られてしまった。
"援助交際"。交際ではなかった。
ただ、自分の体を売り歩いた。

「今日もありがとうねぇ。雪帆ちゃん」
「いえ。またお願いします」
そうやって毎日家に大金を貯金していった。
そんなことを何回か繰り返したある夜。
その日も変わらず、私は体を使ってお金を貯めていた。
少しでも家族の支えになるなら…
私はそれだけで良かった。
なのに…

「雪帆ちゃん…」
「はいっ…」
たまたま私がしていた相手が、今私をいじめていた"平井 真奈美"の「父」であった。
そして、その一件以来、
平井さんから私への脅迫が始まった。


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