大人オリジナル小説
- 私が存在する理由
- 日時: 2011/12/31 16:40
- 名前: 不登校少女I.
初めまして。
不登校少女Iと申します。
省略してもらっていいですよ。
いきなりなんですけどお礼を…。
「私が存在する理由」を
開いて下さりありがとうございます。
良ければこれから下に続く話にも
目を通して下されば嬉しいです。
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-
他人の不幸を、笑って喜んでいる人々に
幸せは訪れるのですか。
どうして人の不幸を笑ったり
できるのですか―?
私には理解できないのです。
人の不幸を願う人々の気持ちが。
そして理解しようとしていないのです。
人の不幸を笑う人々の気持ちを。
なぜ、そこまで人を追い詰める事ができるのですか。
平気で、ヘラヘラ笑いながら。
そこまで人が嫌いですか。
そんなに人が気に入らないですか。
自分を大切にして自分じゃない誰かのことも
―大切にしようと思わないのですか。
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*目次*
PROLOGUE↓
*>>2 ...
―――――
*「姉妹」>>9 >>10 >>13 >>14
*番外編「姉妹」>>18
*「自分」>>21 >>24 >>28 >>29 >>33
*「親友」>>36 >>41 >>52 >>58 >>
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- Re: 私が存在する理由 ( No.2 )
- 日時: 2011/12/08 18:38
- 名前: 不登校少女I.
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人を傷つけると、心が痛む。
それは、自分の行動が無残だと分かっているから。
人を傷つけて、何か得られるのか。
ただの自己満足で、自分以外の人を傷つけ追い詰める。
それが、得られるものだというのですか。
結果、得られるものなど無いと、
自分が一番分かっているはずなのです。
「あのさー…私、あの子嫌いなんだよね…」
「あー分かるっ。何て言うかさぁ…ちょっと調子乗ってる気がする」
「ほんっと、鬱陶しいって感じ…」
自分ではない誰かを傷つけることで自分の立場を確認している。
他の人と自分の同意見を聞く事で、自分の立場を安定させる。
それは、自分を守るために誰かが傷つく事を知ってか知らずか―。
「…あの…少しずれてもらえますか?」
内気な性格ほどターゲットにされやすい。
「は?無理だし…何でずれなきゃいけないの、ねー?」
「無理無理ぃ」
他に同意を得ることで、1対2以上立場を保つ。
そんな事でしか自分を守ることができない。
無論、自分以外を大切にしていくことなど以ての外。
「ロッカーに荷物を…」
「後でおけば?」
「そーだよ。後でおけよ」
1度始まれば、重なり重なって行くほど
ひどくなっていく―。
誰もがみんな自分が大切で
いじめになんて遭遇したくないことは同じ。
それでも、
「自分が強くありたい―」
そうでなければならない理由を誰しも持っている。
誰かを犠牲にしてまで、自分が強くある
「理由」を。
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