大人オリジナル小説
- 生きてる理由。
- 日時: 2012/04/15 18:00
- 名前: 心咲#
ある人はこう言った。「貴方は何故、生きているの?」
私はこう言った。「…死なないから?」
ある人はこう言った。「何故、生きたいと願わないの?」
私はこう言った。「…なんとなく?嫌だから。」
…そう。私の生きてる理由なんて、所詮こんなもの。
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別館では初めまして。
更新遅いですが、
頑張ります。
この話は、4〜6割は
実話入ってたりします。
心咲=蛍、みたいな。
もちろん、話を作ってる
部分もありますが。
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- Re: 生きてる理由。 ( No.15 )
- 日時: 2012/04/15 17:50
- 名前: 心咲 ◆l0BCutSi5U
鳴り響く目覚ましの音。それを止める私。母親は絶対に私を起こしたりしないので、自分で起きなければいけない。
手早く着替えを済ませると、キッチンへ行く。因みに、朝ご飯は自分で作って食べている。
…仕方ない、母親は私にご飯なんて作ってくれないし。
ついでに言うと、私の母は専業主婦だったりする。そういえば聞こえはいいが、実際はただの無職。
無職のくせに家の仕事もしないなんて…。まあ父親は働いているから家計はどうにかなっているけれど。
一昨日くらいにポットが壊れてしまったので鍋を使ってお湯を沸かす。私の朝ご飯はだいたいご飯とインスタントスープだ。…朝から自分で作れるものが、そのくらいしかないからだ。
毎日お湯を沸騰させてしまい、口やら喉やらを火傷させてしまう。でもその感覚は意外と嫌いではなくて。口を火傷したというのに、“痛い”と感じず、逆にその感じが好きだった。
朝ご飯を食べ終え、良くも悪くもない天気の中、学校へ向かった。
―そういえば今日は、進路希望のプリントが配られるんだっけ。
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