大人オリジナル小説

生きてる理由。
日時: 2012/04/15 18:00
名前: 心咲#

ある人はこう言った。「貴方は何故、生きているの?」

私はこう言った。「…死なないから?」

ある人はこう言った。「何故、生きたいと願わないの?」

私はこう言った。「…なんとなく?嫌だから。」

…そう。私の生きてる理由なんて、所詮こんなもの。

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別館では初めまして。
更新遅いですが、
頑張ります。

この話は、4〜6割は
実話入ってたりします。
心咲=蛍、みたいな。
もちろん、話を作ってる
部分もありますが。

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Re: 生きてる理由。 ( No.14 )
日時: 2012/04/10 22:17
名前: 心咲#

私の母親は、なんというか…すごくズボラで、味噌汁にホコリが入っていたり、肉が生焼けだったり、ご飯に芯が残っていたり、なんていうことが日常茶飯事だ。多分…多分、悪意はないのだろうけど。そう、信じたいのだけれども。

「…いただきます。」

ご飯を食べるときはよく注意しないと、生焼けの肉や、ホコリを一緒に飲み込んでしまう。
前に一度、肉が生である、と母親に言ったところ「文句言うなら食うな」と言われてしまった。
それ以来、大人しく食事をするようになってしまった。肉が生なら自分で焼けばいい。ホコリが入っているなら自分で抜けばいい。

今日の夕飯は…ご飯が水っぽい。それだけなら、まだいいほうか。

ご飯が美味しくない、というのも贅沢な話かもしれないが、とにかくあまり食欲がない。ご飯を茶碗一杯分食べると、「ごちそうさま」と言って席を立った。

部屋に戻り、机の上のパソコンを見る。あの、サイト…。サイトの閉鎖は私にとってとにかくショックだった。でもあのあとネットで調べたら、閉鎖したSNSなんて、たくさんあった。今度は、たまたま私がやっているサイトが終わる。…それだけ。

歯磨きをすると、私は布団にもぐった。目覚ましのセットは…よし、忘れてない。

夕飯も憂鬱だが、朝も同じくらい憂鬱だ。

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