大人オリジナル小説
- い じ め
- 日時: 2012/04/28 19:48
- 名前: 流利
ある人の小説を見て、読む側だったのですが、書きたくなってきました!
あまりグロテスクじゃないと思います。
頑張るのでどうぞよろしくお願いします
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- Re: い じ め ( No.31 )
- 日時: 2012/07/19 18:24
- 名前: 美嘉
ズル休みも7日目になった夜、私はシャワーを浴びた後、ペットの猫のエターナルフォースブリザード・美嘉を撫でながらベランダでノンアルコールの焼酎と塩昆布を私の彼氏だと信じ丹念に舐め回していた。私は喪女だった。
焼酎を無理矢理飲まされ、酔っている所を襲われ、『とんだ痴女だなwwwww』と罵られるのを想像しながら。いや……私がしているのは………………………………………創造だ。
「ニャーwwwww(何言ってんだよブスwwwww)」
「ちょっと美嘉ぁ!!別に色っぽくないってばぁ止めてよぉ」
「ニャ、ニャー(だめだコイツ何とかしないと)」
その時、上空から音がした。
「ニャーwwwww(何か来るにゃwwwww)」
「『エターナル・ショット』」
儷奈の手から名指ししがたいロープのような物が上空に撃ち出され何かを掠める。
「あら☆見つかっちゃった?」
目の前には羽凪がケンケンしていた。
「『エターナル・ショット・マックス』!!」
名指ししがたいロープのような物がさっきより沢山撃ち出されるが、羽凪はそれを軽く避けてしまう。撃ち出されたそれはベランダの隅に当たりコンクリート塊がベランダの下で掃除をしていたJI☆I☆YAの頭に直撃したが気にする必要はないだろう。
「あなた、随分人が変わったわね?」
「それが……どうしたって言うの?この鰻女」
「だって……」
しばらくの間沈黙が流れる。
「あなた、元はと言えば、ううん今もこちら側の人間でしょう?」
サイレンの音がよく聞こえる。
「あなたにどうこう言われる筋合いはないわ」
「そう……ならいいわ。こちら側からも然るべき対応をとらせていただくわ。それと……」
「何よ?」
「JI☆I☆YAさん……お亡くなりになったようよ」
「ふーん」
羽凪がまた空を飛び去っていく。それと同時にベランダの窓が叩かれる。……茉莉だ。
「こんな時間に呼び出すなんて……何の用?」
「ニャーwwwww(JI☆I☆YA死んだとかwwwwwワロスwwwww)」
「あなたには迷惑を掛けたわね……それは謝っておくわ」
「何を今さらそんな事気にしてないわ」
「そう、実はね私……昔は正義を胸に戦う熱血漢みたいな、戦隊物のイエローみたいな人だったの」
「ニャーwwwww(それ熱血漢ちゃうwwデブやwwwwwレッドだからwwwww)」
「それはびっくりドンキー」
さっきまで茉莉には背中を見せていた儷奈が振り替える。
「少し……昔話をしましょうか」
「あぁ……今時間ないからいいわ、パス」
「ニャーwwwww(断られてやんのwwwww)」
「少し……昔話をしましょうか」
「いや……いいってマジで」
「ニャー…(あぁ昔話したいのねぇ)」
「少し……昔話をしましょうか」
「いや……帰るわ……用事あるし」
「ニャーwwwww(茉莉容赦ねぇwwwww)」
「少し……昔話をしましょうか」
「帰るね?」
「ニャーwwwww(メシウマな展開wwwww)」
「少し……昔話をしましょうか」
「」
「おい諦めろよ(ニャー)」
「少し……昔話をしましょうか」
「もういいや……」
第二章〜完〜
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