大人オリジナル小説

(仮)強がり
日時: 2013/03/04 22:42
名前: 黒猫モンゴル

プロローグ


今日の次には必ず、いつものように明日が来る。
そう信じてた。

菜実、もし、会えるなら
私は何だってするのに。

会いたいよ…。


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Re: (仮)強がり ( No.8 )
日時: 2013/03/10 16:44
名前: 黒猫モンゴル


「ねえ、何があったか知っている?」

他のクラスの子に聞いてみる。

「分からない、でも先輩たちの話では、ブルーシートが敷いてあったか
ら、自殺じゃないかって…。」

え?
一気に鳥肌がたつのが分かった。

私たちはクラスで待機した。
担任の先生なら何か知っているのかもしれない。
この混乱した状態を一刻もはやく解決してほしい、そう思っていた。

「皆さん、静かにして。私もね、皆さんと一緒で何かあったのか知らないの。多分、あっちの方で何かあったのだと思うんだけど…。
だからね、今日はもう速やかに家に帰って。学校に残るのは禁止。
クラブ活動も中止です。今、調べているところだから、あっちには近づかないでね。」

先生はそう言った。
それは、屋上への道。普段、帰るときに通りかかる。私はその道をそっと見た。


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