大人オリジナル小説
- (仮)強がり
- 日時: 2013/03/04 22:42
- 名前: 黒猫モンゴル
プロローグ
今日の次には必ず、いつものように明日が来る。
そう信じてた。
菜実、もし、会えるなら
私は何だってするのに。
会いたいよ…。
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- Re: (仮)強がり ( No.3 )
- 日時: 2013/03/04 22:48
- 名前: 黒猫モンゴル
高校に入って、親友の菜実とクラスが分かれてしまった。
「恵那、どうしよう…。」
廊下で会った菜実が私に相談してくる。
菜実は、新しいクラスにまだ馴染めないでいるようだ。
「平気だって。まだ4月じゃない。友達もすぐできるよ。」
それに、私もまだあまり新しいクラスに慣れていない。
「本当にどうしよう。」
菜実が私の腕をつかむ。相談にのってあげたい。
でも、次の授業は音楽だ。はやく移動しないと遅れてしまう。
「大丈夫だよ、私も今、1人だから!」
クラスの子において行かれそうになったので
私はとっさに、そう言い放つと菜実に手を振りはらい、
急いで音楽室へと向かった。
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