大人オリジナル小説
- (仮)強がり
- 日時: 2013/03/04 22:42
- 名前: 黒猫モンゴル
プロローグ
今日の次には必ず、いつものように明日が来る。
そう信じてた。
菜実、もし、会えるなら
私は何だってするのに。
会いたいよ…。
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- Re: (仮)強がり ( No.30 )
- 日時: 2013/07/17 11:43
- 名前: 黒猫モンゴル
ガラッ
ドアの開く音がして、入ってきたのは、詩音先輩だった。
詩音先輩は私に駆け寄って言った。
「まだ決まっていないよ、今日は、てことだから。」
違う、違うんだ…。
でも、そんなこと言えない。これは、校内で起こったこと。
もし、先輩が転落死した人が後輩の親友だった、なんてことが知れたら、先輩は
私のことをどう思うだろう?
そうしたら、私はどうすればいいの?
そう思うと、怖くて、彼女の分まで生きるために、
音を届けるために、メンバーになりたいのです、
でも、その自信がなくなっただけです、
なんて言えるわけがなかった。
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