大人オリジナル小説
- (仮)強がり
- 日時: 2013/03/04 22:42
- 名前: 黒猫モンゴル
プロローグ
今日の次には必ず、いつものように明日が来る。
そう信じてた。
菜実、もし、会えるなら
私は何だってするのに。
会いたいよ…。
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- Re: (仮)強がり ( No.7 )
- 日時: 2013/03/07 16:41
- 名前: 黒猫モンゴル
音楽の授業がはじまった。
私は音楽が大好き。先生が良いからかもしれない。
音楽の先生は皆から人気がある、明るい先生だ。
そんなことを思っていると、校長先生が来て、先生を呼びたした。
先生たちは廊下に出た。
一瞬、しんと静まりかえった音楽室はすぐにざわついた。
「何があったのかな。」
「大丈夫かな。」
しばらくして先生がもどってきた。
え?
普段は決して疲れも見せない先生が
ものすごく深刻な顔をしていたから。
「…今あったことはすぐには言えません。全員、荷物を持って教室に戻ってください。」
何があったの?
私たちは何も分からないまま、教室へ戻った。
途中で、パトカーと消防車のようなものが止まっているのを私は見た。
皆もそれに気が付いた。
まさか、調理室で事件が起こったのでは…。それとも火事?でも煙は出ていない…。
私は頭の中で、勝手にそんなことを考えていた。
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