大人オリジナル小説

ファイブレイン 悪魔になった日
日時: 2014/01/08 21:23
名前: ルシファー

このお話には、原作があり、
これは、二次元創作で話を進めます。

ファイブレインの千枝乃タマキが主人公です。
少しグロイかもしれません。
タマキちゃんのキャラじゃないかもしれません。


〜荒らし行為について〜

荒らしさん来てもいいですよ。
歓迎はできませんが、楽しむ権利はあります。
荒らした場合は、すみませんが無視します。
存分に荒してもいいですよ。

タメでおkです。
呼び方も自由に呼んでください。

それではお楽しみください。

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Re: ファイブレイン 悪魔になった日 ( No.147 )
日時: 2014/04/19 23:29
名前: ルシファー ◆BdJLOScoFg

悪魔の言葉

「お取り込み中失礼するわね。」
まだ落ち着かないタマキを慰めていると、
いきなり声をかけられた。

「じ、軸川校長?!」
保健室のドアに寄りかかりながら立っていたのは、
√学園中等部校長・軸川美教校長。

いや、この前わかった、この人に、
校長なんて肩書きをつけている資格なんてない。

「やっだ!そんな怖い目で見ないでよ。
そんなことしたら・・・
次の標的はあなたかもねぇ〜
な〜んて。」
「ふざけてるんですか?自分の息子が、
病院に運ばれたというのに!」
タマキは、まだショックで話せないようだ。
「え?息子?
私に息子なんていない。
あれを息子だと思ったことは一度もないわ。
あんな出来損ない・・・
よく軸川の姓を名乗ってられる。
軸川家の恥よ!」

僕たちは、
大人には逆らえない。
常に、
頼らなければ生きていけない。
でも、こんなやつに頼るくらいなら、
『お人形さん』になったほうがましだ!

「軸川先輩は、優秀なギヴァーだと思います。
パズルは、とてもきれいで、美しくて、
解りやすいけど、難しい。
純粋で、やさしくて、
あったかいパズルを作ってくれます。
恥さらしどころか、優秀じゃn・・・」
「どこが?!
あれは、一度はソルヴァーになろうとした!
ソルヴァーを目指した時点で、もうあれは完全なギヴァーには
なれない。
つまり・・・」

軸川の子じゃないの
と、
校長は続けた。

その理不尽な理由に、僕らは唖然とした。
タマキは、泣き止んでいるが・・・
嗚呼、タマキの目、
こんなに暗かったかな?

校長の続きの言葉は、とても冷たく、
心に響いた。
僕の言葉を、激しく否定するような、
それでいて、何処かで迷っているような叫びだった。

「会長、苦しんでましたよ。
会議のとき、中等部の話が出ると、
少し顔が曇るんです。
それって、あなたのことを・・・」
心配しているんじゃないでしょうか?
というタマキの言葉はかき消された。

「まぁ、残りの人生を楽しんでね。」

という、残酷な悪魔の言葉に。

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