大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- ◆カゲプロ小説◆【リク募集中!!】
- 日時: 2016/03/24 19:20
- 名前: always
カゲプロ小説書いてきまーす!!
作者はカノが大好きです、セトも大好き、、(^q^)
いや、、嫌いなキャラなんてない!!
リクエストについては↓
【病(闇?)・R18・GL・BL〜】何でも書きます!
荒らしについてはUターン&無視
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- Re: カゲプロ小説 リクエスト募集中〜!! ( No.1 )
- 日時: 2016/03/24 14:04
- 名前: always
♯セト×カノ受け
カノside
『昨日の午後、、女性が殺害された事件について警察は、、』
、、、殺人事件か。
ソファにもたれながらテレビを見る。
今アジトには誰もいなくてキド達は出かけてしまった。
セトはバイトでそろそろ帰ってくるのだろうか?
『凶器では、、、血のついたサバイバルナイフが見つかっており、、『ピッ』
テレビを消してソファに寝転がる。
「嫌なもの見たな、、。」
頭の中にあの時の映像が流れる。
『ギィギィ、、』
怪しい音が鳴り、あっという間に影が近づく。
悲鳴と共に僕の頬に血が飛び散る。
『ギャアアアア!』
鋭利な刃物が目の前に突きつけられる。
「た、助け、、。」
気がつけばそう口が動いていた。
怖い。
『ガチャ』
「、、、、っ!」
怖い、、、怖い、、、。
殺され「ただいまっス!」
セ、ト?
「カノ?どうしたんすか?俺の顔何かついてるっすか?、、、カノ?」
「あ、お、おかえり、、。」
何やってんだろ。
早くはめないと
いつもの嘘の仮面を。
「ごめんごめん、ボーッとしてた!お疲れ〜バイトどーだった?」
「いや〜大変っすよ、、キド達はお出かけっすか。」
「そーみたーい、起きたらいなかった。」
「カノは寝過ぎっすよ。ちゃんと食べてるんすか?」
「食べてる、、っていつもホラ、見てるでしょ?」
「、、、そうっすね。」
「もー何言うんだか。」
僕にはあの量を食べる食欲はない。
普通の人には少ないようだけど。
「テレビ見てたんっすか?」
「あ、うん。」
セトが僕の隣にポンッと座る。
「カノ。」
「、、、あ、何?」
「やっぱり、、何かあったすか?元気ないっすよ?」
何にもない。
嘘はバレてはいけないんだ。
「、、僕、、そんな変かな?」
「そ、そんなことっ!ただいつもと元気ないかな、、、と。」
いつもへらへら笑っている僕が皆にとっては僕なんだ。
本当に化け物だな、僕。
本当の僕も、偽物の僕も、、。
いや、本当の僕なんてあるのかな?
「セトは偉いね、能力使わなくって。」
「、、、え?」
「いやいや本当に。」
羨ましいぐらいに。
セトは嫌われないからいいもんな。
僕がセトの能力だったら自分の悪口聞き放題かもネ。
「カノ、、。」
セトが大きく目を見開いていた。
「ごめんっす!本当にどうしたんすか?」
「え、、。」
「何で泣いて、、。」
泣いてる、、?僕が?
◆続きます、、(^-^)
- Re: カゲプロ小説 リクエスト募集中〜!! ( No.2 )
- 日時: 2016/03/24 22:42
- 名前: always
セトside
「ただいまっス!」
ドアを開けると
カノが顔を蒼白にしてソファに座り込んでこちらを見ていた。
「ごめんごめん、ボーッとしてた!お疲れ〜バイトどーだった?」
俺はカノの目が赤くなるのを見逃さなかった。
「いや〜大変っすよ、、キド達はお出かけっすか?」
「そーみたーい、起きたらいなかった。」
、、、きっと寝てないんだ。
「カノは寝過ぎっすよ。ちゃんと食べてるんっすか?」
「食べてる、、っていつもホラ見てるでしょ?」
見てるよ、、、いつも無理して食べるふりしてる。
「、、、そうっすね。」
「もー何言うんだか。」
小さい頃、虐待されてた頃と関係があるのだろうか?
「テレビ見てたんっすか?」
「あ、うん。」
カノの猫毛がフワッと揺れる。
「カノ。」
「、、、あ、何?」
「やっぱり、、何かあったすか?元気ないっすよ?」
いつもと同じ様に見えて違う。
さっきから笑っているのもしんどそうだ。
「、、僕、、そんな変かな?」
「そ、そんなことっ!ただいつもと元気がないかな、、、と。」
カノがさみしそうな顔をしてニッと笑った。
「セトは偉いね、能力使わなくって。」
「、、、え?」
「いやいや本当に。」
カノの目から何かが光って落ちた。
顔をあげると
カノの頬に涙がつたっていた。
「カノ!?」
「え、、。」
「どうしたんすか?!何で泣いて、、!」
- Re: カゲプロ小説 リクエスト募集中〜!! ( No.3 )
- 日時: 2016/04/01 06:18
- 名前: always
僕が泣いて、、る?
力が抜けて能力が解除されると頬に冷たい何かがつたった。
「カノ、何かあったんなら言ってくださいっす!」
セトが僕の肩を掴む。
「、、、、何にもないよ。」
ダメだ、どうしよう、僕、何やって、、!
すぐに能力を使って笑ったつもりでもセトの表情は変わらなかった。
「本当に何にもだって、、痛いよアハハ」
なんとか離れさせると話を変えるためにいつもの様に笑ってみせた。
「あ、もうすぐ皆帰ってくるかな?」
時計を見上げると何かに腕を掴まれた。
「ちょっとこっち来てっす。」
「ちょっ、、セト!?」
セトは僕を無理矢理引っ張っていく。
「セト、はなっ、して、ちょっ待っ!」
「入って。」
前を見るとセトの部屋に着いていた。
「セト?どうし、、「どうしたもこうしたもないっす。」
怒っ、、てる?
「無理して笑わないでくださいっすよ。」
僕の体を何かがフワッと包んだ。
「俺知ってるんすよ、カノが全然食べてないのも。いつも笑ってて無理してるのも。」
「セ、ト?離して。」
「何で何も教えてくれないんすか?」
やめて
「俺はカノのこと、、、!」
また、
「離せよ!」
傷つけてしまう。
「カ、、、ノ。」
あぁ
「ムカつくんだよ!!こっちの気も知らないで、、!」
やっちゃった。
また、失うのかな?
大切なもの。
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