大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- D灰【BL短編集】
- 日時: 2017/08/06 05:21
- 名前: 月の明
神田ユウ、アレン・ウォーカー、ラビ、クロス・マリアンを中心に書く予定です。
R18久しぶりです。小説の18は初です。
亀更新ですがコツコツ書き留めていきます。
主なカプ
神田×アレン、神田×ラビ、アレン×神田、アレン×ラビ、ラビ×神田、ラビ×アレン。クロスマリアンはその時々で。
では、はじめます!
- Re: D灰【BL短編集 ( No.32 )
- 日時: 2017/09/06 03:40
- 名前: 月の明
「っあ…ゃ、ん…あ、れん……」
アレンの指先が僅かに触れた事にも快楽を感じたラビは、触れたアレンの手を掴み強引に引き寄せる。
一瞬ラビが感覚を拒否したのかとアレンは思ったのだが、その引き寄せた先がラビの唇だとわかり、アレンは微笑む。
「ねぇ、ラビ?僕にしてほしいこと、ありますか?」
ラビを引き寄せ、ベッドに座らし囁くと、いつもは恥ずかしがってなかなか言わない言葉をラビは小さく呟いた。
「アレン…抱いて、…俺、アレンに抱かれたいさ…」
「珍しいですね、ラビから誘ってくれるなんて…」
柔らかく抱きしめラビを押し倒すと、何も使ってないアレンもラビの熱に犯されてしまう。
おそらくアレンにとって、ラビの存在自体が媚薬のようなものなのかもしれない。
甘く熱く誘惑する、その仕草の一つ一つが、アレンを犯し火を灯す。
「ねぇラビ、抱きしめるだけでいいんですか?僕はラビの口から聞きたい」
リボンタイを緩め、ラビの唇を指先で撫でると、羞恥で潤んだ瞳をアレンに向けラビは囁く。
「もっ…と、ぁ…、触って、いつも、…みたぃ…に…」
- Re: D灰【BL短編集 ( No.33 )
- 日時: 2017/09/08 22:48
- 名前: 月の明
普段は聞けないような言葉や見れない仕草に、アレンの理性が悲鳴をあげる。
「ラビ、可愛いですよ。いつも可愛いけど、今日は凄く可愛い」
アレンはラビの頬を指先で撫で、その首筋に舌を這わせる。
「ん、は…ぁ、あれ…ん」
首筋に響く水音すらもラビの感覚を狂わせ、愛しい人に囁く声は甘く切ない。
口づけを求めるよう見つめるラビの瞳に、アレンの理性はとうとう本能に負けた。
強引にラビの唇を奪うアレンの口づけは、その口腔内をも犯すように荒々しい。
「ん、っ…ぅぁ…、んん…ぁ…」
息苦しさと快感による痺れにラビは小さく喘いでしまう。
その声に反応するかのように、アレンの指先がラビの服を剥いでいく。
いつもならもっと優しくできるアレンも、今のラビの様子に煽られつい冷静さを失ってしまう。
ラビの上半身を露わにしたアレンの指先は、すぐにその下半身をも脱がしにかかる。
「…ん、なんか…今日のア、レン…いつもと違う…」
「ラビのせいですよ、そんなふうに僕を煽らないでください」
アレンの荒々しさにラビなりの疑問を投げかけると、そんなラビの途切れ途切れの声がまたアレンを欲望へと導く。
- Re: D灰【BL短編集 ( No.34 )
- 日時: 2017/09/09 10:16
- 名前: 月の明
熱に犯された互いの体温を重ね合わせ、汗ばむ肌に触れ合う。
酷く熱いのに求めてしまうのは互いに醸し出す、色香に酔っているからだろうと思わずにはいられなかった。
ラビの項から首筋、鎖骨と舌を這わせ、胸の尖りを必要に攻めるアレンにラビは鳴き声をあげ願う。
「ん、ゃ、待っ…て、ぁ…ゃ」
弱々しく抵抗するラビに、アレンは優しく囁く。
「…どうしました、ラビ?」
耳元にかかる吐息が、ラビの起立に熱を帯びさせた。
本音を言えば今すぐにでも犯されたい。
だが自分ばかり喜ばされるのは、何か違う気がする。
ラビだってアレンに感じてほしいと思う。
「…ん、アレ…ン、俺に…も、させて…?」
強請るようなラビの瞳は、愛らしい兎にも勝るほどに魅力的だった。
そんな可愛いおねだりをされて、断れるわけがない。
「わかりました、ラビのしたいようにしてください」
アレンが浅い口づけをして体を起こすと、ラビはけだるそうに起きあがる。
潤んだ瞳でアレンを見つめ、ラビはアレンの起立にそっと指先で触れてみた。
微かに反応を見せるアレンの表情を見つめ、ラビの指先は熱を帯びた硬いそれを柔らかく撫で始める。
- Re: D灰【BL短編集 ( No.35 )
- 日時: 2017/09/09 11:12
- 名前: 月の明
触れた先から感じる感触に始めこそ戸惑いが見えたが、熱が混ざりあう頃にはラビの方からアレンの起立に口をつけていた。
「…ん、…っちゅ…んん」
幾度も降らす口づけから、舌を絡め味わう動きに変わっていくラビの行為に、アレンは耐えるかのように瞳を閉じる。
「ん…、ラビ、おいで」
耐える事に限界が近づいたアレンは、ラビを誘うよう囁く。
体を起こしアレンに寄り添うラビを抱きしめると、アレンはラビの泌部に指先で触れた。
何度もアレンの起立を受け入れてきたラビのそこは、抵抗らしい抵抗もなくアレンの指先を飲み込んでいく。
「っ、ぁ…ぁん、ゃア…レン、も…、ほし…い」
アレンの人差し指と中指を飲み込み、熱くとろけた内壁は、早くアレンを受け入れたいと誘うように反応する。
その感触を楽しんでからアレンは自身の指を引き抜き、ラビの泌部に起立を触れさせた。
「ラビ、何が欲しいですか?僕の指?それとも…」
起立から溢れた体液をラビの泌部に擦りつけ、アレンが意地の悪い問いかけを囁く。
「っ、ゃ、…指じゃ…ぁなく…て、ア…レンの、…っ硬い、の…ほしぃ」
ラビの求めるとろけた声を聞き、そのラビの体を押し倒し抱きしめる。