大人二次小説(BLGL・二次15禁)

D灰【BL短編集】
日時: 2017/08/06 05:21
名前: 月の明

神田ユウ、アレン・ウォーカー、ラビ、クロス・マリアンを中心に書く予定です。

R18久しぶりです。小説の18は初です。

亀更新ですがコツコツ書き留めていきます。

主なカプ

神田×アレン、神田×ラビ、アレン×神田、アレン×ラビ、ラビ×神田、ラビ×アレン。クロスマリアンはその時々で。



では、はじめます!

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Re: D灰【BL短編集 ( No.11 )
日時: 2017/08/13 07:16
名前: 月の明

この状況に何も感じない男は、男呼べないだろう。
上着を脱がし終え、ベルトに手をかけた神田の右手を掴み、ラビは神田をベットに押し倒す。
「っ、おい、まだ脱がせ終えてなっ…、っぁ…」
「っ…ん、…はぁ、もう無理さ…、お願い、俺のものになって」
先ほどのような落ち着きは陰を潜め、ラビの強引な口づけに神田は僅かな驚きを表した。
だがラビの瞳に映る、欲情の熱さに抵抗する力を抜いた。
「お前が、俺だけのものなら…、俺も、お前だけのものになってやるよ…」
神田のその言葉がきっかけとなり、ラビは神田の唇を強引に奪う。
浅い口付けでは物足りないと、口腔内を味わい尽くすようなラビの口付けは、微かに漏らす神田の吐息をも絡め取る。
それに比べ神田の腰に触れたラビの指先はどこか慎重で、その本能に見え隠れする愛情と、優しさが現れているように思えた。
ラビの指先は神田の腰から太股を辿り、神田の熱を帯びた芯に触れる。
「っ…ぁ、ゃ…ラ、ビ……」
ラビの触れた指先に反応する神田の様子を見つめ、片手まにラビは自身の上着から小さな液体入りの小瓶と、小さなビニールに入っていたゴム性の避妊具を取り出した。

Re: D灰【BL短編集 ( No.12 )
日時: 2017/08/13 07:46
名前: 月の明

別に男同士で避妊もないと思われるかもしれないが、受け身側にはそのまますると体への負荷が多いと書物で読んだことがあった。
好きな人と一つになれるのは嬉しいけど、出来れば神田に無理はさせたくない。
そのためにラビは以前からそれとなく、その手の書物も記録しておいたのだ。
ブックマンの修行がこんな形で役立つ日が来るとは、さすがに思わなかったが、結果オーライという奴だろう。
小瓶の中のとろみのある液体を手に取り、神田の気を逸らすように、より深い口付けを重ねる。
「…っ、ん、…んん!?…、ゃめ、っ……」
神田の下肢の付け根に隠された秘部に、ラビは小瓶の液体を塗り付けていく。
羞恥と困惑の混ざる神田の精神を理解した上で、ラビはその秘部に人差し指をゆっくりと押し込めていく。
「…っ、な…ゃぁ、…ぁ」
「…っ、…ん、はぁ、ユウ、大丈夫だから、力抜いて…っ、…ん」
困惑している神田を宥めるよう、ラビは優しく囁き、再び口元を塞ぐ。
始めこそ抵抗していた神田の様子も少しずつ落ち着き、神田の芯を持ったそれに刺激を与える事で内壁も柔らかく溶けていく。
様子を見ながら指を増やし解していくと、不意に神田の反応が変わった場所を見つけた。

Re: D灰【BL短編集 ( No.13 )
日時: 2017/08/14 03:35
名前: 月の明

「…っあ、…んん、…あ…、…ゃ」
ラビの指の動きに乱れ、甘い声をあげ、肌を震わせる神田の姿は、それだけで魅惑的だ。
もっと鳴かせたい、俺に溺れればいいとラビの心が声をあげる。
「ユウ、力抜いてて…」
神田の熱くとろけた中から、ラビは指を抜き耳元で囁く。
「…ぁ…ん、なに…を…」
神田の声を無視し、ラビは自身の熱を帯びた芯を、引き抜いたばかりの秘部に当てる。
快楽に乱された神田の肢体は、力が入らないのか微かな抵抗のみを残してラビのそれを飲み込んでいく。
「っあ、や…ぁ…ぁ」
痛みはさほどないはずだが、それでも抵抗するのは体を貫くものへの違和感のせいだろう。
「ユウ…、大丈夫…?」
ラビの言葉に神田は潤んだ瞳で睨む。
「…んな、わけ…ない、だろ…」
少し機嫌の悪い神田にラビは苦笑を浮かべた。
「…そうだよな、…でも、すぐにユウもよくなるから」
そんな言葉を神田の口元で囁き、すぐに深い口付けでその艶めいた声を塞ぐ。
神田の吐息混じりの声は、ラビも聞いていたいところだが、そんな声をあげられているとラビのほうが持たない。
「…ん、ぁ…ラ、ビ…」
吐息すらも飲み干すラビに、神田は途切れ途切れに囁く。

Re: D灰【BL短編集 ( No.14 )
日時: 2017/08/14 04:36
名前: 月の明

熱に犯された神田の声が、ラビの心を焦がしていく。
それらを遮るよう神田の張り詰めた芯を、ラビは自身の右手で触れ快楽を促すように柔らかに掴み水音をたてる。
全身の感覚は聴覚をも刺激したのか、ベットのきしむ音にさえ神田は感じているようだ。
だがそれはラビも同じで、乱れたシーツも、ラビの背中に爪を立てる神田からの痛覚も、今のラビには媚薬と同じ。
涙を浮かべた神田の瞳は、すでに困惑も痛みの色もなく、溢れるほどの甘い感覚とラビへの縋る思いが混ざりあう。
「…ぁ、ラビ…もぅ、だ…めっ…」
ラビに与えられた感覚は、今にも神田の熱をはぜさせようと煽る。
しかし限界が近いのはラビも同じで、より律動をあげラビは囁く。
「…俺も、もう限界さ、…だから、一緒に」
ラビの言葉に縋るようにキスを求めたのは、神田なりの返事なのだろう。
「…っ、ぁ、ぁ…、ラビ…、も、ぅ…、っぁあ…」
神田が白く熱い熱をはぜたとほぼ同じくして、ラビも神田の中で熱を吐露する。

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