大人二次小説(BLGL・二次15禁)

D灰【BL短編集】
日時: 2017/08/06 05:21
名前: 月の明

神田ユウ、アレン・ウォーカー、ラビ、クロス・マリアンを中心に書く予定です。

R18久しぶりです。小説の18は初です。

亀更新ですがコツコツ書き留めていきます。

主なカプ

神田×アレン、神田×ラビ、アレン×神田、アレン×ラビ、ラビ×神田、ラビ×アレン。クロスマリアンはその時々で。



では、はじめます!

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Re: D灰【BL短編集 ( No.28 )
日時: 2017/09/03 02:39
名前: 月の明

>腐猫丸さんへ

お返事をあちらに書く事も出来ず、返事も遅れてしまい申し訳ありません。
なぜかは分からないのですが、雑談所へのコメント、それ以外の部分でも修正がなかなか出来ずにいて困っている日々です。
管理人さんへのコメントも同様のようで、時偶に出来る時を狙い、コメントや修正をしています。

ちなみに小説は問題なく載せています。
それで合作ですが、D灰でここに明記したキャラクターに追加でティキとコムイさんを足してもこちらは書けそうです。

それでもよければお返事お待ちしています。

では、美味しい食べ方を書き始めます。

Re: D灰【BL短編集 ( No.29 )
日時: 2017/09/03 03:06
名前: 月の明

その日アレン・ウォーカーは、自室にてラビを待っていた。
教団での恋愛は禁止されているので、一応秘密の関係だが、おそらく科学班等にはバレているだろう。
だが特に何も言われていないし、公の場で問題を起こさなければ良いとアレンは考えていた。
元々ラビはスキンシップが激しい方だから、アレンもそこについては心配していないのだが、問題はここ二ヶ月キスの一つも出来ていないという現状だ。
お互い任務が忙しく、会えても数分話をして終わり。
二人きりで過ごす事すら出来ない日々だ。
色々したい事があるアレンに対してラビの反応は『忙しいから仕方がない』の一言で、それに関してもアレンは不満を覚えていた。
そうして今日、奇跡が起きたのだ。
今日の夜から明後日の昼間で、アレンとラビは任務がない。
久しぶりに二人で過ごせる。
この事を逃すアレンではなく、現在アレンの左手には任務先の町で買った媚薬入りの小瓶が握られていた。
ラビが部屋に入ってきたらお茶を入れてやり、そのお茶にこの薬を混ぜる。
そうすれば、いつも以上にラビはアレンを求めるだろう。
黒いオーラを纏い、アレンは部屋の扉を見つめていた。

Re: D灰【BL短編集 ( No.30 )
日時: 2017/09/03 07:55
名前: 月の明

「アレン?今帰ったさ」
数分後、扉の向こうからラビの声と、軽く扉を叩く音が聞こえた。
「お帰りなさい、ラビ」
その音に誘われるようアレンは、小瓶を隠し持ち扉を開ける。
そして優しく微笑み、ラビを室内に招き入れた。
「僕、今ちょうどお茶を飲もうと思ってたんです。ラビも良かったら飲みませんか?」
「お茶?アレンがいれるお茶なら、飲みたいさぁ」
アレンの罠とも知らずにラビは笑顔で返事を返す。
(そういう単純なところも、好きですよ)
心の内でラビを可愛がりながら、アレンは手際よくお茶の支度を始めた。
「どうぞ、先日任務先で見つけた紅茶です」
ラビの紅茶にだけ薬を入れ、アレンは問題がないように先に自身の紅茶を一口飲んでみせる。
しかし始めから疑いを持っていなかったラビは、気にもとめず紅茶に口をつけた。
「ん?この紅茶…」
「え?どうかしましたか、ラビ?」
効き目が出るには量も足りないし、早すぎる。
まさか気づかれたのだろうか。
「いや、飲んだ事ない味だなと思ったんさ。限定生産のお茶か?」
アレンは内心安堵し、微笑んでラビに茶葉の入った缶を見せた。
「えぇ、町の中でしか販売していない物らしいです。珍しいでしょう」

Re: D灰【BL短編集 ( No.31 )
日時: 2017/09/06 03:02
名前: 月の明

紅茶の缶を受け取ったラビは、興味深そうに缶を見つめ紅茶を飲む。
缶に意識がいっているせいか、ラビの紅茶を飲むペースが僅かに早くなった。
内心黒い笑みを浮かべるアレンは、ラビの様子を楽しそうに見つめる。
「興味があるなら、その紅茶あげますよ。多めに買ってきたので、まだ予備がありますから」
「え?いいのか?じゃあ、いただくさぁ」
紅茶にあう菓子もあったので、アレンがラビにお裾分けする分を包んでいると、後ろからカップを落としたような陶器のぶつかる音が聞こえた。
「ラビ?どうかしましたか?」
さりげなく振り向くと、ラビの様子が微かにおかしい事にアレンは気づく。
アレン自身薬を持った立場なので、なぜラビの様子がいつもと違うのかはすぐわかったが、ラビの方はどうやら火照る体を持て余しているようだ。
「ん、アレ…ン、何か……っから、だ…熱い…」
縋るようにアレンに抱きつくラビの瞳は、体内の熱で艶やかに潤んでいた。
だが、アレンはこのまますぐに手を出す気はない。
「ラビ?どうしたんですか?体、凄く熱いみたいですけど…」
ラビの体が感じやすい事を理解した上で、あえてアレンはラビの首筋を撫で熱を確認する。

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