大人なりきり掲示板

【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中)
日時: 2019/04/16 23:05
名前: レゼルディア (ID: An3hhqaa)

 死んでしまった小さな命。魂は何処かに、静かに願う。


 もう一度だけ、チャンスを下さい。まだ死にたくなんてなかったんです。

 好きな人が出来ました。その人は人間ですが、それでも好きなんです。

 分かってます。自分は猫。それでも恋は自由な筈。決まりなんて無い筈。

 お願いです。どうかもう一度、蘇らせて下さい。

 好きになった人の傍に、ずっとずっと居たいから。


 神様は、小さな命の願いを聞き入れて、

 「人間になれる猫」として再び蘇らせた。


 これは、とある願いを叶えた猫と、それに関わる人間の物語。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 皆さんどうもこんにちは。いや、初めましてか。こんな馴れ馴れしい態度じゃ良くないな……ゲフンゲフン、
 皆様、初めまして。レゼルディアです。雑談でFF呟いてる人です。
 「人間に恋をしちゃったのに不幸な事で死んじゃったから蘇生を神様に願ったら、ご丁寧に人になれる猫として蘇生しちゃった猫と、その猫に好かれた人間の話」です。浮上率は深海魚の如く低いですが、指名制なので3Lどんと来いですよ。キャラは男女共々攻め受け自由なのですが、多分どちらかに寄る場合もある……性格的に。

【もーくじ】

・猫キャラ 男性 >>1
・猫キャラ 女性 >>2
・人キャラ 男性 >>3
・人キャラ 女性 >>4
・指名不可キャラ >>5
・キャラシ    >>6


【参加者様一覧】

・将軍様 >>8
・繰澪鴉様 >>9
・らる様 >>10
・KIKO様 >>19

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Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.79 )
日時: 2019/05/24 08:38
名前: キイチ ◆V9lDD2BSz2 (ID: AwgGnLCM)

>>78
 問いに答えた彼女は、本来なら失礼だと思われる発言を気にした訳でもなく何処と無く嬉しそうに微笑み。ほんの一瞬だけ、あの時聞いた鳴き声と初めて会った時の綺麗な毛並みをした三毛猫に成った。最後に見た時はくすんでいたような気がして、病院にでも連れて行こうとしていたがそう思った時には、あの公園に居なく、三日間探し回った憶えがある。

 けど、見付からずに居た。作之助さんと呼ばれ、思い耽っていたのを止めて、目の前に居るミィに再び目を映す。

「作之助さんか、慣れない呼び名だな。 もう、大丈夫なのか?」

 元気そうな彼女に柔らかな笑みを自然と浮かべて、慣れない呼び名にやや戸惑ったような声音で最初の方を云えば、あの時の事を思い出してかつい、聞いてしまっていて。

  

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.80 )
日時: 2019/05/24 23:55
名前: レゼルディア (ID: 3T8mb002)

 >>78

「……良かった」

 クロハの言葉に表情が和らぐ。彼は優しい。だけど、消えない不安を抱いて生きている。そんな彼の不安を取り払ってあげたい。死んで生き返るという非常識な経験をした自分を信じてくれた人なのだから。
 力を入れずに優しく抱きしめ、耳をピコピコ動かしながら、耳元で「優しいんだな」と静かに言って。
彼の体温は低いのだろうか。少し冷たかった。しかし、その冷たさは今の間、心地好い物となっている事に気付いて。


 >>79

「……大丈夫、みたい」

 そう言って自分の手を見る。血色の良い手がそこにはあった。
 表情から微笑みが消える。過去の経験が蘇る。
 苦しくて、苦しくて。次第に下がっていく体力に、重くなっていく体。助けを求めて伸ばした手は虚空を掻き、死という物を刻まれた。
 そんな時に出会った彼が、とても救いであった事を思い出して。自然と涙が出てきた。

「……怖かった、怖かったの」

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.81 )
日時: 2019/05/25 08:13
名前: 繰澪鴉 (ID: gKVa1CPc)

>>80

「ひッ……優しくなん、か……」

耳元で囁かれた言葉に吐息が掛かりビクリと震え、否定の言葉を述べて

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.82 )
日時: 2019/05/25 13:05
名前: キイチ ◆V9lDD2BSz2 (ID: A4fkHVpn)

>>80
 徐に自身の手を見る彼女を見て、反射的に自分の手を隠す。あれから四年が経ったが自分の手は彼女と比べたら汚れている。と云うのが頭の隅にあったようで彼女が自分の手を見ている間は、其れを隠すようにしていたが、野暮な事を聞いてしまったと彼女の様子を見て思い、

 彼女に触れるのを躊躇ってか数秒、空をさ迷っていた手で、壊れ物を扱うようにそっと彼女を自分の方に抱き寄せる。

 宥めるように彼女の頭を軽く抱き締めたような形のまま、ぽんぽんを一定の間隔を空けて繰り返しながら

「.....怖かったんだな。 此れからはミィの傍に居る」

 静かにそれでいてはっきりと落ち着きのある声音で自然と口から出ていた。  

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.83 )
日時: 2019/05/25 22:51
名前: レゼルディア (ID: 3T8mb002)

 >>81

「……クロハ?」

 ビクリと震えた体に少し驚き、顔を離す。どうしたんだろうか。と、少しだけ様子を伺う様に見る。
 何か怖かったのだろうか。嫌な事でも思い出したのだろうか。怪我でもあるのだろうか。気にかけて耳の辺りの横顔にそっと手を触れると、「少し言い過ぎたか?」と言って、首を傾げる。


 >>82

 彼から聞こえた声が、もう怖がらなくても良いという事を教えてくれるかの様に優しくて。温かい体温を感じて、今度こそ涙が止まらなくなった。

「ありがとう……ありがとうっ……!」

 一定の優しいリズムで優しく宥めてくれる度に、心が安らいで、一気に安心して。抱き締められたまま彼に顔をうずめると、止まらない涙を流しながら泣いた。

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.84 )
日時: 2019/05/26 00:50
名前: 繰澪鴉 (ID: gKVa1CPc)

>>83

「い、いや…そんな事、無い……ただ、息が…耳に掛かって擽ったかっただけ、だ…」

余程耳は弱いのだろう、耳に振れそうな相手の手に当たらないよな…?と少し心配に思い乍も耳に掛かった吐息が擽ったかった事を述べて

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.85 )
日時: 2019/05/26 22:54
名前: レゼルディア (ID: 3T8mb002)

 >>84

「耳が……擽りの耐性が弱いんだな」

 猫も同じだ。猫の耳は毛の一本一本が敏感で、常に動いてしまう。猫もそうなら人間も同じなのだろうか。考えなしに触って耳の唐突な動きを楽しむ輩もいるが……
 人間の仕組みが猫に分かる筈がないと言えば済むだろうが、丁寧に人間にまで慣れるようにしてもらったおかげで少しは分かる。人間の耳と猫の耳じゃ、触られた時の感覚が違うという事が。

 横顔に伸ばしていた手でクロハの耳に触れて、そっとなぞる。少しだけ、彼の反応が気になったから。

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.86 )
日時: 2019/05/26 23:41
名前: 繰澪鴉 (ID: gKVa1CPc)

>>85

「ッ…!」

耳に触れただけでも擽ったく感じてしまうと言うのにそのまま撫でられると思わず変な声が出そうになり、声が出る前に口元を手で押さえ、ギュッ、と目を瞑り小さくビクリと肩を震わせて

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.87 )
日時: 2019/05/27 19:11
名前: キイチ ◆V9lDD2BSz2 (ID: viAVUXrt)

>>83
ミィの礼に、自分の中にある葛藤が消えたようなな手を伸ばしても、届かない。届かなかったものがやっと届いた。そんな救われた気持ちになりながら、ミィの気が済むまで。落ち着くまで、止めずに今度はぽんぽんから優しく撫でつつも、

「ミィ....、....家に上がるか?」

 何時までもこうしてやることは出来るものの、玄関口ということを思い出したのか、暫くしてから僅かに抱き締めていたのを緩めてミィに聞いていて。  
 
 

Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.88 )
日時: 2019/05/27 23:54
名前: レゼルディア (ID: 3T8mb002)

 >>86

「……」

 笑うのを堪えているのだろうか。人間は擽られると笑ってしまうから、そうなのかと一瞬思ったが、クロハの様子を見ていると違ってくる。笑いというよりは、また別の何か……
 これ以上続けていたら、お遊びを越えてしまいそうな予感がして、手を離す。

「……悪かった。後で仕返しとかしても良いからな」

 反応が気になって、続けてしまったと少し微笑んで言う。


 >>87

 宥められて落ち着いたのか。目元や鼻を赤く染めて、まだ目尻に残ってる涙を手で拭う。すると、作之助の言葉に顔をあげた。

「……良いの?」

 そういえば此処は玄関だったな、なんて心で呟く。いくらこうやって巡り会えた奇跡に涙していても、ずっと此処だと場が悪い。彼が良いと言うのならば、自分は良いのだろう。きっと。

「作之助さんが良いって言うのなら……行きたい」

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