大人なりきり掲示板

【Teo様と】無垢な子を開発してください
日時: 2020/03/14 10:52
名前: 麗 (ID: WPbx8B95)

Teo様との個スレです

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Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.47 )
日時: 2020/03/16 23:02
名前: Teo (ID: w32H.V4h)

やっと笑ってくれた。肩から一気に力が抜けるようだった。なんとか、少しは距離が近づいたらしい。
しかし、これからが本番になるだろう。抱え込みやすい彼が本当に自分を頼ってくれるかどうか、まだ気を張っていなくてはならない。
頭を撫でた時に見えた笑顔が余計に庇護欲を掻き立てるように思えた。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.48 )
日時: 2020/03/16 23:21
名前: 麗 (ID: WPbx8B95)

それからしばらくは、昨日のことを思い出して乗りきっていた。あまり頼りすぎるのも良くない、と自分に言い聞かせ、何度も頭の中でその記憶を反復させた。でもその度にどこか切なく、複雑な気持ちになった。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.49 )
日時: 2020/03/16 23:39
名前: Teo (ID: w32H.V4h)

あれから時間が経ったが、橘はやってこなかった。やはりまだ壁があったのかと不安で、思わずそわそわとしてしまっていた。何も無ければそれに越したことはないのだが、それでも……。
委員会の呼び出しが終わり、保健室に帰っているときだった。様子でも見れたらいいなぁと思いながら橘のクラスの近くを通りかかる。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.50 )
日時: 2020/03/16 23:44
名前: 麗 (ID: WPbx8B95)

征継は、教室の窓辺で外を見ていた。あの一件以来自分の中で甘えたいと思う気持ちがでてくるようになった。苦しいときに、自分を傷つけるのではなく、甘やかす...。でも、それはよくないと言い聞かせていた。それでも、どこかにのこる切なさが、またこうやって征継を黄昏れさせていた。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.51 )
日時: 2020/03/17 00:19
名前: Teo (ID: w32H.V4h)

幸い保健委員会についての連絡があったため、声をかける理由がある。生徒のひとりに声をかけて橘に取り次いでもらうように頼む。
遠目で見た彼の様子はあの時から変わらない様子で少しほっとした。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.52 )
日時: 2020/03/17 07:21
名前: 麗 (ID: WPbx8B95)

「.......先生」
振り向いたその黒い髪を、窓から入ってきた風がなびかせる。その表情は、憂いもあるが、間宮に会えた喜びで少し綻んでいた。そうやって振り向くと側により用事について聞こうと耳を傾けた。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.53 )
日時: 2020/03/17 09:48
名前: Teo (ID: w32H.V4h)

「こんにちは、橘君。今月の保健委員の件でね……」
手短に話をしながら掲示物などを渡し、最後に彼の様子を見ながら微笑む。
「最近はどう? 仕事も忙しいみたいだね。でも、ちゃんとしていて本当に凄いよ……なにより、君が元気そうでよかった」
他の生徒がいる前で話し込んだり頭を撫でることは出来ず、本当に様子を見るだけになったが、彼の表情が少しでも軽くなっていることが嬉しかった。短い会話の後、保健室に向かった。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.54 )
日時: 2020/03/17 11:03
名前: 麗 (ID: WPbx8B95)

「......、有り難うございます」
周りに生徒がいるから期待はしていなかったが、少し寂しくも思った。その寂しさにはっとして、急いでその考えを消そうとした。だが、消そうと思えば思うほど困難を極め、心の中に、重く沈んでいった。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.55 )
日時: 2020/03/17 12:10
名前: Teo (ID: RnkmdEze)

結局事態が解決したのか進行しているのか分からない。彼の問題がそう簡単に解決するようなものでは無いだろうことは明らかであるし、彼の性格を考えるとやはり自ら保健室に来るのは難しいかもしれない。
もう一度じっくり話す機会を得ようと、放課後に再び構内を見て回ることにした。

Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.56 )
日時: 2020/03/17 12:46
名前: 麗 (ID: WPbx8B95)

「......」
教室にかけてある部活着を取ろうと思ったが、手を止めた。向こうに見える体育館には、既に明かりがついていないからだ。生徒会の仕事をしながら部活というのはなかなか難しく、今日も行けない。それが罰になることはないが、それでも思うものがある。そう思いながら部活が終わり帰る生徒を見下ろしていた。

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