大人なりきり掲示板
- 【Teo様と】無垢な子を開発してください
- 日時: 2020/03/14 10:52
- 名前: 麗 (ID: WPbx8B95)
Teo様との個スレです
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- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.37 )
- 日時: 2020/03/16 17:09
- 名前: Teo (ID: w32H.V4h)
「ありがとう、分かってくれて」
やっと目が合った。それだけでも成長であり成功である。間宮は安心して笑みを浮かべる。
「僕はいつでも君を待ってるから。何かあった時……まぁ何も無くてもいいんだけどね。保健室に来てくれたり、僕に声をかけてくれると嬉しい。僕も君の助けになる為に頑張るから」
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.38 )
- 日時: 2020/03/16 17:14
- 名前: 麗 (ID: WPbx8B95)
「っ.......僕は...」
絞るように、声を出した。
「....僕は、.....先生を、頼って良いのでしょうか」
ここまで答のわからないことに直面するのは初めてで、困惑した。
「.....そうやって、先生の側が....居心地のよい場所になってしまったら、....抜け出せなくなるのではないでしょうか」
不安を声にするのは不安だった。でも、その優しさに少し甘えて、勇気を出して言ってみた。
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.39 )
- 日時: 2020/03/16 17:44
- 名前: Teo (ID: w32H.V4h)
「……頼っていいんだよ。苦しい時は声を上げて訴えて、居心地のいい場所に逃げていいんだよ。その時は絶対に僕が君を守るから」
その声はあまりにも不安そうで、苦しそうで。どうしてそこまで追い詰められて苦しんでしまう事になったのか、間宮は一瞬言葉に詰まったが、ただ自分の気持ちを伝えた。
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.40 )
- 日時: 2020/03/16 18:09
- 名前: 麗 (ID: WPbx8B95)
「.........はい...」
ふと、自分が許したか、間宮の手を取りその甲を額に当てた自分が認められない自分の分まで認めてほしい。誰にも見せない、弱い自分を認めてほしいと思った。口に出すことはないが、それを思うことくらい許してくれるだろうと見を預けていた。
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.41 )
- 日時: 2020/03/16 18:43
- 名前: Teo (ID: w32H.V4h)
じんわりと手に体温が伝わってくる。これで少しは、不安や苦しみを吐き出すことができるようになって欲しい。思わず手を伸ばして彼の頭を撫でたが、慌てて引っ込めた。
「ごめん、子供扱いなんて嫌だよね……」
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.42 )
- 日時: 2020/03/16 18:56
- 名前: 麗 (ID: WPbx8B95)
「......」
撫でられている間、ふと昔の感触を思い出す。頬が緩み、とろんとまどろんでしまう。手が止まったので、そのとろけた瞳を開け見上げると首を横に振った。
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.43 )
- 日時: 2020/03/16 19:30
- 名前: Teo (ID: w32H.V4h)
蕩けたような目を向けられて驚いた。首を振ったところを見ると嫌な訳では無いらしいが、なんだか妙な気持ちになる。反射的に再び頭を撫でたが、すぐに手を離す。
「……遅くなってしまうから今日は帰ろう。みんな心配するよ」
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.44 )
- 日時: 2020/03/16 21:59
- 名前: 麗 (ID: WPbx8B95)
「.....はい」
浅く頷くと、ゆっくり立ち上がった。教室の荷物を整理すると持ち帰りの支度をした。
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.45 )
- 日時: 2020/03/16 22:19
- 名前: Teo (ID: w32H.V4h)
「……」
不用意に触れ合うようなことをするのは危険だが、彼の様子からしてそれを求めているのなら、少しはいいのだろうか。迷いながらも、彼のことが分かったようで嬉しい気もした。
「それじゃあ、また明日、橘君」
準備が終わったのを確認し、見送った。
- Re: 【Teo様と】無垢な子を開発してください ( No.46 )
- 日時: 2020/03/16 22:27
- 名前: 麗 (ID: WPbx8B95)
「....はい。さようなら、先生」
心を少し許したせいか、昨日とは違う素直な笑顔で挨拶をして帰路についた。征継自身、今日のことが深く影響したのか、寝る直前までその手の平の感触を思いだしていた。
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